ASCIIキーボード考。

ASCIIキーボード考。

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古くからのマックユーザーはご存じかと思いますが、Apple日本語キーボード(II)は「英語のキーボードにそのままカナを割り付けた」ものでした。『日本語付きASCIIキーボード』だったのですね。

マックがADBを止めUSBにしたことでWindows用キーボードも使えるようになり、同時にマック用日本語キーボードもJISタイプになってしまいました。古くからのマックユーザーとしては痛恨です。昔のPC用(WindowsではなくDOSでした)キーボードではマックのOptionキーに相当するものがありませんでしたが、現在はこの位置にWindowsキーがあります。無駄無駄と言われ続けたWindowsキー!マックのためにあったんたですね!!

そもそもJISキーボードなんて、どんな阿呆が作ったか、国内PCメーカー(当時はNECの独壇場)の牙城を守るために開発されたのか、百害あって一利無しの・・(この後三日三晩ぐらい悪口が書けます)。まだノートパソコンが出始めの頃、海外ではおもしろいマシンがたくさんあったのに、OSを日本語化できてもキーボードが英語ということで苦労することもありました。

そう、そんな苦労も私が「かな入力派」だからです。

「ローマ字入力は覚えるキーが少ないから良い」と言いますが、ちょっと覚えるのを省いたからといってその後のタッチ数が倍になっていたのではまったく非効率です。そもそも英語キーボード前提なら理解もできますが、現在世の中に出回っているのはJISキーボードばかりで・・(この後三日三晩ぐらい悪口が書けます)。

現在私が使っているのはFILCO スタンダード104キー配列Majestouch 2 赤軸・フルサイズ・US ASCIIです。かな表記はありませんが、毎日使っているので身体が覚えています。マックの場合、ASCIIキーボードを使って「かな変換」に設定すると、Apple日本語キーボードと同じかな配列になります!

ASCII_mac

同じキーボードをWindowsで同様に設定すると、少々かな配列が異なります。

ASCII_win

ふつうはいずれかを覚えれば用が足りると思いますが、マック上でParallels Desktop等でWindowsを動かすと、両方の配列を覚えなければなりません。まあ、大量の文章入力などはマックでしかやらないと思いますので、大きな問題にはならないでしょう。

こうまでASCIIキーボードにこだわる理由は、キーボードの質です。同じメーカーの同じシリーズのキーボードでも、なぜかJISタイプは質が悪いのです???「最高級」と言われるキーボードはすべてASCIIですよ。調べてみましょう。

もう一つの理由はもちろん、慣れているから。微妙なキー配列の違い(かなだけでなく、有名なところでは@の位置)も理由ですが、あの醜い逆L字型Enterキーも大嫌いです。Lの縦棒位置にあるはずのキーを打とうとして確定してしまうという・・・(この後三日三晩ぐらい悪口が書けます)。

参考までに、同じFILCOのJISキーボード。

J_series_L

ローマ字変換の方は、思い切ってASCIIキーボードにしてみませんか?かな入力の方は、いまさら覚え直すのはさすがに大変だと思いますが(^_^;

良いキーボードは、本当に快適ですよ。

 

 

この記事は2014/11/27に公開され、130 views読まれました。

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