マウントアダプターのガタツキを解消するための工作をしてみました。

マウントアダプターのガタツキを解消するための工作をしてみました。

全マウントアダプターはガタつくのか?

今時のAFレンズでマニュアルフォーカスするのと違い、舐めるようなトルク感をもってピント合わせができるオールドレンズ。

その快適さを微妙な「カクッ」というガタツキが邪魔してくれます。

前回、回転方向のガタつきを強く感じたので、ピン穴をパテで埋めてみたりと色々やってみましたが、ダメ。ところがマウント面を強く締め付ける方策がうまくいきました!

_MG_0361

3方向にセロテープを貼っただけw

セロテープの厚み分、マウント面の密着度が上がります。ピンとピン穴との許容差も当然あるのですが、そんなこと無視して「ピタっ」とレンズ→マウントアダプター→ボディが一体化してくれます。

写真は日本製・高品質で有名なRAYQUALLのM42→Eマウントアダプタですが、それでもこのありさまでした。

安い!アタリハズレあり!のDiscoverPhoto製はこちら。

_MG_0362

セロテープ1枚ではガタツキ解消せず、2枚重ねとなりました。

RAYQUALLは16000円前後、対してDiscoverPhotoは3800円前後ですから、いずれにしても対策が必要ならDiscoverPhotoの方がお得かなあ?

無限遠

セロテープ2枚分とはいえフランジバック長が変わ(長くな)りますから、無限遠が出るか心配です。

フランジバックとはマウント面からセンサー面までの長さのことです。これを基準にレンズは設計されています。フランジバックの短いカメラボディにフランジバックの長い設計のレンズは、間にアダプターをかませれば取り付けられます。

このアダプタが長すぎると、近くにはピントが合うけれども遠く(無限遠)にはピントが合わないということになります。

また、セロテープの貼り具合によっては光軸が傾く心配もあります。

テストしてみました。F2.4開放で撮影したフルサイズ(6000×4000)のjpgデータです。

_DSC1285

中央の煙突が、通常のレンズでは無限遠になります。焦点距離35mmですから、無限遠として良いでしょう。バッチリピントが合います。それどころかちょっと(0.1度くらい?)の余裕があったりします(^_^; いわゆるオーバーインフなのでしょうね。

片ボケも見られません。

かなり安心してMFできるようになりました。

この記事は2015/10/21に公開され、234 views読まれました。

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