画質はレンズに左右される!がよく分かる28mmクラス3本撮り比べ。

画質はレンズに左右される!がよく分かる28mmクラス3本撮り比べ。

なんのかんので集まってしまった28mmクラス3種(4本)を撮り比べて、画質にどのように違いが出るか試してみました。

結果、「レンズを替えると全然違う印象!」です。

対象は以下の3本です。

ヤシカ/コンタックス Zeiss Distagin 2.8/28 T*

毎度の話ながら先輩からの借り物。最小絞り22が白いのでAEタイプですね。1978年発売、37年前のレンズですね。

キヤノン NewFD28mm F2.8 S.S.C.

1979年発売。絞りリングが固くなるのは古いFDレンズ共通の不具合ですね。ここだけ直せばフォーカスリングはガタツキもなくスムーズです。

PENTACON auto 2.8/29(M42マウント)

発売年不明。いろいろとテストしたり他の方のブログを見たのですが、これほどひどいとは書いてない・・・ハズレつかんだか、偏芯・ゆがみがあるのか?ほぼ結像しません。

テスト

PENTACON F2.8開放。ぶれているわけではありません。

_DSC0885

Distagon F2.8開放。

_DSC0886

NewFD F2.8開放。

_DSC0887

PENTACON F8.0。

_DSC0888

Distagon F8.0。

_DSC0889

NewFD F8.0。

_DSC0890

PENTACON F4.0。

_DSC0891

Distagon F4.0。

_DSC0892

NewFD F4.0。

_DSC0893

PENTACON F5.6。

_DSC0894

Distagon F5.6。

_DSC0895

NewFD F5.6。

_DSC0896

PENTACON F11。

_DSC0897

Distagon F11。

_DSC0898

NewFD F11。

_DSC0899

PENTACON F16。

_DSC0900

Distagon F16。

_DSC0902

NewFD F16。

_DSC0904

この被写体だけ、絞り値を変えて。

PENTACON F2.8。

_DSC0901

Distagon F2.8。

_DSC0903

NewFD F2.8。

_DSC0905

感想

DistagonはNewFDに比べて、同じ絞り値なのにトロッとボケますね。色乗りもDistagonが上です。ファインダー(EVF)を覗いてフォーカスする時も、Distagonはピントのピークが明確です。ピンクの花のアップなどは、NewFDは背景にフレアが出て色がかすれていますね。

良く言えばNewFDは日本画的な??

問題はPENTACON。結像しません!F8以下では、いくら拡大表示してもピントの山がつかめません。これは味云々と言えるレベルではないですね。他の方のブログを見ると「甘い」という方もいれば「シャープで安く、良いレンズ」というのも見ます。いずれの作例も、ここまでボケボケではありませんでした。あくまで「味」レベルの話です。こりゃあハズレをつかんだかなあ?エキザクタマウントの、もう一本の2.8/29を試してみようか思案中です。

結果、Distagon圧勝です。広角系レンズは標準〜望遠よりもシャープさ・解像感が大事だと思いますので、お高めなツァイスに手を出す価値はありますね(^_^

この記事は2015/09/19に公開され、61 views読まれました。

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