【自分メモ:大幅修正・加筆】続々編:α7II・α7RIIの瞳AFは私の撮りたいフレーミングで使えるか?
2017年06月09日
昨日のヨドバシカメラの店員さんのお話で俄然α7・9の瞳AFに魅せられ、小物買い兼ねてフジヤカメラに行ってきました。
要は、こんなフレーミングで瞳にフォーカスしてくれるかな?とチェックです。
ポートレートでは(それ以外でも)、あまりモデル(被写体)をセンターに置かない派の私です。
チェックポイントは
- α9は高速・強力な瞳AFであることを知っている。しかし50万円は出せないのでパス。
- 理想的にはα7IIの予算で。
- α7RIIも30万円超えで、それならいっそ我慢して9か?とも思うけれど、一応チェック。
- レンズはPlanar 50mm F1.4、50mm F2.8マクロが候補。Sonar 55mm F1.8は最短撮影距離が微妙だし、55mmはつぶしが利かない。50mm F1.8は低速&ジーコAFで論外。
- 瞳AFの認識率は?
- 作例の通り、α7IIの位相差AF範囲を外れるところでも瞳AFは効くのか?
- レンズによる差異はあるか?
- 上記がうまくいったら、シグマ50mm F1.4 Art+MC-11でも動作するか?
さて、いきなり結果です。
α7II+
50mm F2.8マクロではほとんど瞳AFが認識されず。そもそも「ワイドAF」では合焦すらしないことがほとんど。大丈夫か?このレンズ?デモ機なので個体差かもしれませんが。Sonar 55mm F1.8は合焦は正常にするが、瞳AFは画面中心付近のみでしか有効にならず。たぶん位相差AFの範囲と思われる。- Planar 50mm F1.4は、やや瞳AF認識率が高いような気がする。しかし認識範囲は当然変わらない。
α7RII+
50mm F2.8マクロは正常に合焦。しかし瞳AFはほとんど認識せず。AFは激遅。Sonar 55mm F1.8は正常に合焦し瞳AFも認識率高し。しかし思ったほどには端の方で認識せず。片目のみをファインダー内に入れた場合は全滅。- Planar 50mm F1.4は、やや瞳AF認識率が高いような気がする。しかし認識範囲は当然変わらない。
少々衝撃的な結果となってしまいました。もうちょっと「うーん、α9に比べると劣るが・・」と迷えるかなあと思っていたのですが。α9を触った時は、その速さ・瞳AFの認識率・離れた人物の瞳へのAFととても驚いたものですが、α7RIIでも遠く及ばないのですね。
上記はデモ機・店内の蛍光灯照明・モデルは店員さんと、非常に限定された状況でのテスト結果ですので、正確性については保障しかねます。参考までに留めてください。
やはりマニュアルフォース修行するしかないか?EOS 6D Mark IIも発表間近と噂されてはいますが7月下旬だし、そもそも発売は9月と言われているし。とりあえず6D導入してMilvus 2/50Mに慣れておくのが良いかもです。
・・・・とか言ってたら、軒下デジカメ情報局さんに「EOS 6D Mark II発表確定情報」出ました!これは見て決めねば!
修正・加筆:α7IIの瞳AFについて、再検証
使えるじゃないですか!!!
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28
ヨドバシカメラ・カメラ館の店頭で、デモ機設定のまま撮ってみました。
- 親指AFは無し。
- 瞳AFオンはC1(コントロールホイールセンターボタン)。
- シャッターボタンで顔認識→瞳AFオン→レリーズ。
「素晴らしい!」と叫ぶほどではないけれど、まあ使える速さ。MFで「ちゃんと合っているかな?」と不安に怯えるよりはマシなのかどうか?精度は、上の2つとも開放ですがまったく問題なさそうです。
あとはボタンカスタマイズを追い込んでいけば、十分に使い物になりそうです。
どうやらコントラストAF範囲内なら瞳AFが効くようで、モデルが十分に画面の端にいても問題ありませんでした。他の人物が入る場合はそううまくいくとは思えませんが、その時はその時で別の撮り方をするでしょう。
あらためて、そろそろ発表のEOS 6D Mark II+Milvus 2/50M(計35万円?)とα7II+FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28(計20万円少々?)で最終比較に入りたいと思います。6D IIは実機がないから、比較できないんですけどねえ。
フジヤカメラの店頭デモ機が不調だったようです。SONYさん、ごめんなさい。
この記事は2017/06/09に公開され、168 views読まれました。
以前、8本ほど?のオールドレンズの実写比較がとても面白くてこちらのブログを発見し
今回はα7Ⅱとα7RⅡの瞳AFのとのことで興味深く読ませいただいたのですが、少々違和感を感じましたのでコメントしました。
実は私、α7Ⅱとsel55f18にて瞳AFを多用して楽な撮影ができてます。(たまに外しますがその場合は即座に諦めてカメラ振ってます)
私の結論だとぽちろぐさんの上げた3つの画像のような状況の写真(レタッチ無しと仮定します)を写す場合、1番目と2番目の写真は9割ほどの確率で、近い方の瞳にぴったりピントが合います。
3番目の写真は逆光なので顔が暗いので顔認識できない場合はほぼ合焦しませんが、顔認識できないほど暗い場合はそもそも普通のAFも迷うことがあります。
実は私も瞳AFを使用した最初の数十分はぽちろぐさんのように、「この機能まったく使えない」とガッカリな気分でした(笑)
ですが色々なパターンで試していると この機能のコツを掴んできて、また私も心配してましたが位相差エリア外でもしっかり瞳にピントが合います。
(そもそも位相差AFの無いα7Rにも瞳AFはあります)
瞳AFは「顔認識」してから「近い方の瞳」にピントを合わせるので
「顔を認識しやすい状態にする」
「顔認識するまでワンテンポ待つ」
「瞳AFが効かないからと連打しない」
「顔が小さすぎない」
「『両目』、鼻、口が写っている状態」
などに注意すると合焦率が大きく改善します。
特に瞳AFで合焦しやすい状態は
「あらかじめ顔付近にピントがある(顔のコントラストが低いと顔認識しません)」
「顔のコントラストが出やすい光の当たり具合(顔が暗いと確率が落ちる)」
「目鼻がクッキリしていて顔認識しやすい美形の人←顔認識しづらい顔つきの人がいるので意外にかなり重要です(笑)」
「普通のAFならピッ、カシャ! なのをトン、ピッ、カシャ!のように顔認識から瞳認識するためのワンテンポ挟む」
「好みもありますが親指AF化」
などです。
また私は55F18 1本のみなので分かりませんが、顔認識しやすい描写の良いレンズを使用することも合焦確率の上では影響があると思います。
1〜2秒で1枚ペースの撮影だと厳しいですが、3〜15秒に1枚ののんびりペースだと
ピント合わせでカメラを振らなくていいので楽に撮影ができ、瞳AFに限らず道具は使い用かなと感じます。
若干ポジショントークですが。笑
あ、50mm F2.8マクロの激遅AFがどのくらい遅いのだろうと少し気になったのですが…自分でも試してみます!
以上、初コメで長文失礼いたしました!
ありがとうございます!
これは使っている方にしか分からない情報ですね。
完全に「慣れ」の世界ですね。
うーん、こういうことを教えていただくと、またぞろαへの気持ちが蠢いてしまいます。
今日はα9をチェックしてきました。
バシバシ決まるwwww
ほぼ、顔が全部入っていれば画面の端でも。
ほぼ、5mの距離でも。
今の私の希望としては「待たずに撮る」なので、今回はMFレンズになりそうな勢いですが、カメラの進歩は進歩として気長に待ちたいと思います。
α7IIIはα9のAFを積んだ低速版という噂もありますので、期待できるかもしれませんね。
とってもありがたい情報でした!!!
いえいえ、以前のオールドレンズのブログ記事がとても参考になりましたのでお返しです!
地味な研究の結果得た技術なので、カメラの機能が不完全なのは変わり無いですが(笑)
顔認識はフェイスブックなどでも認識される人とされない人がいるので、ソニーの顔検出アルゴリズムも同様なものでしょうね。(個人的にモデル顔や童顔女性は厳しい条件でも高確率、逆に老顔や男性や口角が下がった人は角度がついたり悪条件で検出率が低いと体感してます)
写す前にこの場面はダメだなと感じたら通常撮影に切り替えるとストレスも無くなりますが、何れにせよ一工夫必要ですね。
それと親指AF化は瞳AFボタンを1度押せば、押しっぱなしではなく指を離してシャッター切れるので特にオススメです!
α9はバシバシ決まるとのことで、処理速度や検出アルゴリズムの改善がありそうですね!
α7Ⅱ保有者として、新型Eマウント機の購入を期待しておきますね(笑)
返信ありがとうございました!
フォローアップありがとうございます(^_^
αシリーズは、いずれにしても買い換え必至です!
値下がりが激しいから、ちょっと待たないと、なんですけどねー(^_^;
その前にEOSフルサイズミラーレス出ちゃうかなあ?
いずれにしても、手に馴染む道具(そこそこの価格でw)を探す旅は終わらないですねえ。