サブカメラとして小さな一眼が欲しいなあ。
2025年03月17日
EOS Rシリーズ、いいですよ。今はEOS R6 Mark IIIの発表を待っているところです。R5 Mrak IIも素晴らしいですが、少々データが重い&ボディも6に比べて重めです。
AFは全メーカー中最高と言えます。DPAFの威力は凄まじいですね。EVFはニコンに次いで…。唯一、倍率が低めなのが玉に瑕です。
レンズもかなり充実してきました。尖ったスペックが多いですが、意外と実用的です。話題になるのはズームですが、お勧めは低価格な単焦点です。軽い・そこそこ写りが良い・高速AF・短い最短撮影距離。RF50mm F1.8 STMなどは「もうちょっとボケ味が美しければ神レンズ!」というところです。RF28mm F2.8 STMはフードも含めて超コンパクト。奇妙な形状のカモメレンズが有名ですが、写りも抜群です。
重量は気になるほどではないのですが、小さめのバッグだと大きさがちょっと邪魔です。
「それならGR IIIがあるじゃないか!」となるのですが、さすがにセンサーが古くなってきました。ISO800以上はRAW現像・AIで画質強化してもなかなか使う気にならず。AFも一眼に比べると貧弱ですしね。
ということで久しぶりに「常時携帯用小型デジイチ」探しに出かけました。
条件は
- センサーサイズはこだわらず、画質と高感度最優先。
- 小型でホールディングが良いこと。
- ボディ内手振れ補正必須。
- 28〜40mm程度のパンケーキレンズがあること。
- 瞳認識AFが的確に働くこと。
- しっかりと握った時に誤ってボタンが押されないこと(案外とそういう機種が多いので)。
- GR IIIxより安いこと。
ノン・ペンタスタイルで検討
α6500・α6700
特にα6500は中古市場での値下がりが激しく、なかなか魅力的な価格です。Eマウントレンズは選択肢が多く、パンケーキも選び放題です。SONYのAPS-C背さんー画質はとても信頼していますので文句ありません。
しかしあらためて持ってみるとα7Cと大差ない大きさです。うーん、これなら7Cかなあ?ホールディングは良好。
使い方からして、半端なEVFなら不要です。
α7C・α7C II
「コンパクト」と呼ぶには少々大きいですね。
これ一台で全部!というのなら選択ですが、サブとしてはスペック・価格・大きさとも「重め」です。ホールディングは良好。これ一台で全部やるカメラで、サブ機ではないですね。
VLOGCAM ZV-E1
いやはや高い!α7Cより高価って…。しかも動画特化型ですから、早々に選択肢から外しました。
VLOGCAM ZV-E10
安いのが魅力的!手振れ補正が内蔵なら候補でした。
Z30
ニコンはセンサーも優れ、レンズも魅力的です。Z50 IIでも十分に小さいのですが、サブ機ならZ30ですね。ただしボディ内手振れ補正は未搭載です。あと、ニコンのオートISOは「シャッタースピードを1/焦点距離にする」クセが強くて、少々扱いにくいです。ホールディングは良好です。
LUMIX DC-S9
手振れ補正搭載、フラットボディ。あれ?意外と良いかも?ただしLマウントには手頃なパンケーキレンズがありません。ホールディングはめちゃくちゃ悪いですが、サードパーティに期待するのも面白いかもしれません。
SIGMA fp
忘れてた、こいつもいましたね。今、また人気が再燃しているようです。手振れ補正は電子式。パっと撮るにはAFは最弱レベル。なかなか潔いデザイン・機能ですきなんですけどスナップ用サブ機ではないですね。
OLYMPUS PEN E-P7
センサーは小さなマイクロフォーサーズですが、さすがにミラーレスの先駆者とあってレンズが充実しています。この小さなボディに手振れ補正搭載。ホールディングはまあまあ。小さなグリップが意外と良い仕事をしています。
FUJIFILM X-M5
富士フイルム独自のX-Trans CMOS搭載。独特な画質に期待が高まります。APS-Cセンサーにもかかわらず至極コンパクト。操作系も整理されていて見た目も良く、とても魅力的です。ただしボディ内手振れ補正は未搭載。
GR III・III xを超えるのは難しいのか?
手振れ補正に目をつむればX-M5が圧勝!と言いたいところですが、常時携行スナップカメラにはぜひ欲しい機能です。PEN EP-7が落とし所でしょうか?しかしさすがに古いしなあ。
このジャンルに、今はキヤノン機が不在です。R50V(VLOG機)というへ噂もありますので、もう少し待ってみようかしら?
常々思っているのですが、バリアングルモニターすら取り払って「スナップ特化型スチル一眼カメラ」を、どこかのメーカーが出してくれないですかねえ?そう考えるとGR IIIって実によくできているんですよね。
番外:OM System OM-3
超!と言って良いほどの話題のOM-3。いわゆるヴィンテージデザインカメラです。確かにフラットでヴィンテージ感はこれまでで最高かも!?
ただしせっかくのマイクロフォーサーズにもにかかわらずかなり横長です。薄いボディと合わせてホールディング性は壊滅的。フイルムカメラOM-1・2とは横幅3mm程度しか違わないんですね。でもそこは「小型一眼レフOM-1」のコンセプトに寄って欲しかったなあ。
追記:2025年5月にEOS R6 Mark IIIの噂が
5月にEOS R6 Mark IIIと2本のRFレンズが発表されるのではないか?という噂が出てきました。
メイン機が替わるとサブ機への要求も変化するので、少々待ちかなあ?そもそも予算確保しないとね。
この記事は2025/03/17に公開され2025/03/18に更新、0 views読まれました。