想定外の高画質中華レンズAstrHori 50mm F2実写レビュー。

想定外の高画質中華レンズAstrHori 50mm F2実写レビュー。

夜中に寝ぼけて「安いからお試し〜」と買ってしまったような(真実は闇)中華レンズ。「アストロリ」と読むそうです。

例によってぽちろぐにとってツボの50mm F2単焦点RFマウントレンズです。電子接点が無ければ野放し状態でRFマウントレンズも黙認されているようですね。

Amazonでポチりましたが、以下の通りです。

  • 50mm F2。しかし実際にはF1.7。F2マークの隣の「・」マークが1.7らしい。確かに絞り羽根が開いています。
  • 絞りリングはクリック無し。
  • RFマウント。しかし電子接点は無し。
  • 最短撮影距離は50cmとの記載。しかしレンズには0.47mの刻印あり。
  • 35mm判フルサイズ対応。
  • フィルター径は52mm。
  • 310g。案外と重い。
  • 5群6枚構成。残念ながらレンズ構成図は見つからないけれど、変形ガウス型(前後対称)と思われます。
  • デザインが異様にダサく、それが逆に新鮮。

冷静に考えたら買うことは無かったと思います。それが災い転じて福!

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このヌケ感の良さ!

繊細な描写。

ボケの滑らかさ!

えーと?1万5000円ですよ?

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F2なりの大きなボケです。

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質感・立体感が良く出ています。

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マニュアルフォーカスだから楽しめる、ピント位置の移動。

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かなり冷たい、クールな表現です。

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ボケ、破綻しないなあ。

周辺光量落ちも穏やかです。変な色かぶりもありません。

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F2→F5.6に絞ると、コントラストがかなり向上します。

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F2ではすっ飛んでいた明部が、F5.6ではちゃんと色が出ます。

アストロリなんて聞いたことも無かったし、デザインはダサいし、クリック感の無い絞りは苦手だし、最短撮影距離はあまり近く無いし。しかしこの価格でこの描写か!?と驚きました。特にボケが特筆ものですね。RF50mm F1.8 STMのうるさいボケよりもかなり上等です。

引き続き、女性ポートレートを撮影・報告します。

この記事は2024/05/10に公開され、76 views読まれました。

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