クラシックデザインのキヤノンRE-1・AE-1Rは本当に出るのか?
2025年03月13日
「キヤノンRE-1」と呼ばれるフイルムカメラライクなクラシカルデザインのデジカメの噂が一気に盛り上がっています。
※ちなみに「風の噂」は間違い。「風の便り=噂」です。
キヤノンのフラッグシップと言えばキヤノンR1ですね。こちらも「R1の高解像度版は予定されていない」という発言が話題になっています。キヤノン、時々やらかす(w)けど、基本的には「本来の目的から逸れる仕様は採用しない」という立ち位置です。
フラッグシップ機は「スポーツ報道用」。だから
- 必要最低限の解像度。
- モード切替なんてしないから、ボタンコンビネーションで切り替え。
- はっきり言って「望遠レンズ専用」。
そんなキヤノンが時流に押されてクラシカルデザインを出すとしたら?当時のAE-1は「連写一眼」「自動露出」「安価」がキャッチ&コンセプトでしたね。
見た目も操作性も当時のAE-1のままなら
- そのままのサイズ
- シルバーモデル
- 特徴的なペンタ部
- 旧キヤノンロゴ
- 当時としては大きなファインダー倍率
- 当時でも低かった視野率=上下93.5%、左右96%
- 大きなシャッタースピードダイヤル(現在ならコントロールダイヤル)
- ダイヤル同軸の巻き上げレバー(現在は不要)
- 絞り込みレバー
- 当時としては新型のシャッターボタン形状
- シャッターボタン同軸の電源&セルフタイマースイッチ
- 露出確認ボタン
- 電池チェックボタン
- 巻き戻しダイヤル(現在は不要)
- 電池蓋を兼ねた極小グリップ(これも当時としては画期的)
- X接点
- 不要になったボタンが多いけれど、無理くりな機能を割り当てるよりもいっそ削った方が?頻繁にいじらない設定は全てメニューで。
- 一番特徴的なシャッタースピードダイヤル同軸巻き上げレバーが不要とは…。
当時のコンセプトを現代に焼き直すなら
- 自動露出は当然なので、超速オートフォーカス。すると名前はAF-1?
- 連射は当然なので、手振れ補正強化
- 小型軽量
- 安価
これをクラシカルデザインに収めるという
- シャッターダイヤルはコントロールダイヤルに。下手にシャッタースピード刻印して「1/3単位の設定をしたい場合はコチラから」みたいな半端なことはしないで。
- キヤノンデジイチ初?のシャッターボタン同軸電源スイッチ
- 巻き戻しダイヤル位置にはISOダイヤル(そもそもキヤノンはISOを直接設定できるダイヤルが無くなった。しかもAUTOへの切り替えに制限があるのが不満)
- 角張ったデザイン
- とにかくシルバーモデル
昔の一眼レフ、今持つと「角が多くてけっこうゴツゴツする」「案外と大きい」「でも薄い」という印象です。背面モニタはデジカメとしてほぼ必須なので残すとして、その分どうしても厚みが出ちゃうのよねえ。せめてバリアングルではなく固定式すれば薄くなりますが。
この記事は2025/03/13に公開され、0 views読まれました。