EOS R6 Mark II触ってきました。

EOS R6 Mark II触ってきました。

R000358 EOS R6 Mark II触ってきました。

「唐突」とも言えるタイミングで発表されたEOS R6 Mark II。2020年11月4日からタッチ&トライが始まりましたが、5日14時半の予約が取れて行ってきました。キヤノン銀座です。

無印R6のキャッチフレーズが「ミラーレスの新標準」でした。EOS R6 Mark IIは「トラッキング・フルサイズ」です。とても分かりにくいのですが、触ると実感できるキャッチですね。※触らないと理解できないキャッチというのは、宣伝文句としてはいかがなものか?という疑問はあります。

ポチはR5を選んだわけですが、R6にしなかったのは以下の理由です。

  • ポチの使い方(シャッターチャンス優先でシビアなフレーミングがしにくいライブ撮影)では、傾き調整等のトリミング耐性が2010万画素では足りない。
  • モードダイヤルロックが無いのが不安。
  • CFExpressが使えない。

逆に、これ以外は安いし軽いし良いことづくめでした。

さて、ここで超定番2400万画素で出てきたEOS R6 Mark IIには興味津々です。

2400万画素といえば、毎日使っているGR IIIとも同じ。少々の傾き調整程度のトリミングにもなんとか対応できます。6000×4000画素というのもなんか気持ちいいし。ということで「はしご」で搾菜だんだんめん(900円)を食ってから向かいました。

R000348 EOS R6 Mark II触ってきました。

軽い!

ふだんはEOS R5をメインマシンにしていますが、同型のEOS R6 Mark IIは圧倒的な軽さです。738gと670gですから68gしか違わないのですが、数値以上に差を感じます。

ただし今のRFレンズ(特にL)は重いので、例えばRF24-105mm F4 L IS USMを付けると、軽さのアドバンテージは消し飛んでしまいます。

常用レンズのRF50mm F1.8 STMだと軽さが際立ちます。もちろんキットレンズRF24-105mm F4-7.1 IS STMも同様です。

R000356 EOS R6 Mark II触ってきました。

2400万画素なので、データも軽いです。

操作性。

大きな変更点が2つあります。

R000360 EOS R6 Mark II触ってきました。

  • マルチコントローラーの形状・操作感が大幅に改善されました。これは操作していて「こんなに使いやすかったっけ?」とビックリするほどです。有償で良いので、R5を改造して欲しいです。
  • 電源スイッチが左肩から右のサブ電子ダイヤル前方に移動しました。「右手で操作を完了できる」とのことですが、R5との併用では混乱しそうで嫌です。左肩にはスチル/ムービー切替レバーが付きました。うーん、これは謎仕様です。

モードダイヤルには、相変わらずロックスイッチは付かず。残念です。パーマセルテープで固定してしまう以外に道は無さそうです。

AFが爆速進化!

R5でもR6でも「AFが遅い」と思ったことは無かったのですが、EOS R6 Mark IIを触ってしまうと後戻りするのが嫌になってしまいます。R7も同等のAFのようですが、EVFがR5と同等の広さのためAFの速さと「食いつきの良さ」を強く感じます。

動物認識に馬が加わり、さらに飛行機のコクピットを認識する等「あまり出会うシーンじゃないなあ(個人的に)」という機能追加もあります。

人がクルクルと回っている時、大きく移動する瞳にピントが食いつき、かつ、後ろを向いた時には後頭部に。振り返るとまた瞳に合焦というのは爽快です。

また被写体追尾(トラッキング)と瞳AFが「全面(顔認識)」以外でも使えるようになりました。これは人物が入り乱れるライブ撮影ではメチャクチャ有効な機能です。←これを指して「トラッキング・フルサイズ」なんですね。とってもスゴいことなのですが、言葉では分かりにくい。

この一点だけでもEOS R6 Mark IIが欲しいと思えるほど!

R000355 EOS R6 Mark II触ってきました。

キヤノンはF-1(改)から使っていますが、FDレンズで「置きピン」とかしていたのはなんだったんだろう?という進化です。写真は展示してあったNew F-1ですが、もちろんAFは搭載してません。

ついでに、いくつかの不満を相談しました。

  • RFレンズの「レンズ取り付け指標」が手探りでは見つけられなくなったのは、EFレンズからの退化ではないか?
  • リアキャップも、EFと異なり取り付け可能位置が1カ所になってしまったにも関わらず(EFは1/3回転で取り付けられた)、指標溝が浅くて見つけにくい。
  • ISOボタンは付かないのか?
  • Auto ISOの復帰が不安定。
  • タッチシャッターが勝手に有効になってしまうバグ。もしかするとファームアップの度に有効になっているかも?
  • 今後、大きくスチルを重視した機種は出さないのか(出さないだろうなあ)?

これは欲しい。

実売30万円オーバーでプラスチッキーなボディというのは「ニュー・スタンダード」と呼ぶには高価すぎるとは思いますが、これから一台だけ持つなら最高の機種だと思います。

16mm、24-105mm、100-400mm、できれば50mm単焦点を揃えたら安くて楽しいシステムができそうです。

この記事は2022/11/05に公開され、123 views読まれました。

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