真っ白な灰になった矢吹丈の真実をちばてつやから聞いた松本零士から聞いた話。
2015年06月13日
大泉アニメゲートの銅像の謎
アトム・ラムちゃん・メーテル&鉄郎と並んでいるジョー。スパイクの紐までしっかりと作り込まれた立像です。「あー、ジョーが生きてるー(>_<」と感じさせるできばえ、一度大泉学園北口を覗いてみてください。
ところで、大泉ゆめーてる商店街のキャラクター「ゆめーてるちゃん」を描いていただいた松本零士先生のところに打ち合わせに行きました。大泉学園愛あふれる松本先生、越した当時から現在まで話の種はつきないのですが、このアニメゲートの話になりました。ここまで自宅から20分、歩いて行かれることも度々だそうです。
ちばてつや氏と話していた時のこと。
「なんで、あの一番有名な『真っ白に燃え尽きて灰しか残らない』ジョーにしなかったんだい?」
と聞いたそうです。
このジョーがその後どうなったのか、カルロスと同じようにパンチドランカーになったのか?どうやってこのエンディングになったのか?そこらへんはwikipediaに詳しいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/あしたのジョー
話は戻って、ちばてつや氏の返答。
「あれは死んでいるんだ。死体を銅像にはできない。『どうしてもやめてくれ。元気なジョーを銅像にしてくれ!』と頼んだんだ。」
とのこと。
ちば先生の発言も二転三転しているようなのでこれが真実かは分かりませんが、伝聞とは言えご本人の意見を聞くと感慨深いものがあります。
私は笑って死んだ素晴らしい男に一票です。
この記事は2015/06/13に公開され、254 views読まれました。