新人・新入社員に贈る言葉。
2016年04月11日
目次
新年度ですね。
ソメイヨシノは散りましたが桜はまだまだ他にもきれいです。私は菜の花とユキヤナギでも一杯やれます(^_^
「人生の真理」をのたまう柄でもありませんが、新人さんに「思い詰めないため」の言葉を贈ります。
理解する努力は必要、理解できないということをマイナスにとらえない
仕事の仕組みは理解せにゃなりません!これは努力あるのみ。これを怠るやつは就職なんぞするなー!と、モーレツ社員(死語)だった私は言いたいです(^_^ あ、本当のモーレツ社員というのは、1970年代の企業戦士と呼ばれた人たちです。私はそれよりはだいぶ後の世代です。
理解とは、他人との関わりのことです。仕事をすると、ほとんどの場合で他人との交流が生じます(そうでないこともあります)。その相手のことを「あの人のことは理解できない」とバッサリ切っていませんか?上司だったり同期だったり、場合によってはお客様だったり。
質問:あなたが理解している人っているのですか?
好きだから・仲良しだから、感じ方考え方が違うことがあっても、互いにすり寄せて「理解している」と思っているだけではないですか?
同性・日本人同士でも難しいのに、異性・外人ともなると理解することはとても難しくなります。一般的にはその人の「ある一端を多数知っている」のがあるレベルに達すると「理解している」と思い込むだけのように思います。
理解できないことは悪いことではありません。その人のことをなるべくよく知ろうと努力すれば良いだけです。
共感を求めすぎない
「共感社会」とよく言われます。
共感できるとうれしいですよね。
「あの素晴らしい愛をもう一度」
あの時 同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が 今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度(T_T
デートのマニュアル本(まだあるのかなあ?)などで「女の子には共感してあげることが大事」なんて上から目線で書いてありますが、そうそう何から何まで同じ感じ方をするのなんて、気持ち悪いです。「うん、うん」と、まずは相手の話をしっかりと聞くことが大切です。
共感を求め過ぎる人の特徴として、話を途中でさえぎって違う意見を言うと「なんであんたはあたしと同じじゃないのよー!」と切れます(独断)。さながら「みんな並んでるからこのラーメン屋並ぶ〜」「みんな美味しいって言ってるから美味しい〜」レベルです。
怖いですね、共感。
共感できること・共感してもらえることがあったら嬉しい!というレベルに留めましょう。
共有することは財産
共感は感情論ですが、時間・仕事の共有は現実です。
誰かと共有した時間と仕事は、きっと将来の財産になります。なるべく共有することを増やしましょう。
知らないこと
「あなたは先輩」
「あなたが知っていることを私は知らない」
当然です、あなたは新人です。
しかし「あなたの知らないことで私が知っていることもある」のです。同じ人生を送ってきた人はいないのですから。
実は対等なんです。先輩は先輩として敬いながら、必要以上に卑屈になる必要はありません。
許容すること
世の中はあなたと違う人だらけです。理解できない・共感できない・何かを共有したこと無い人ばかりです。
許容しましょう。
こう書くと宗教っぽいな(^_^;
オープンマインドとか、自分と違う人に会うことは糧だとか。
自分の利益のために他人を傷つける人だけは許容しないで良いと思います。
酒
お酒飲まない人、多くなりましたね(^_^; 実に残念です。
太古から酒は人類とともにあったわけで。そういうものは、やはり人間にとって必要な物なんだろうと、酒飲みの自己正当化理論です。
無理に飲まされることだけは避けてください。まったく飲めない・死んでしまう人もいますから。飲まされるだけでなく、無理に飲ませることも禁物です。
早く家に帰って自分の趣味に没頭したい人もいるかもしれませんが、個人の趣味なんぞより飲み会の席にいた方がよほど人生豊かです。良い酒の飲み方をしてくれる相手と飲みましょうね。
飲めない女性がどうしても飲み会に行かなければならない時。
ウイスキーをストレートで頼んでおけば「さあ飲め」「もっと飲め」という馬鹿もいないので安全という話もあります。舐めたフリをしていれば良いわけですから。ビールのように「早く空けて」ということもありません。
匂いだけで酔っちゃう人は要注意ですが(^_^; 自分の耐性を事前に確認しておきましょうね。
スーツ
ファッションを語れるほどではありませんが(^_^;
とりあえず「クラシック」は押さえておきましょう。
ケツ出しジャケット、白い靴下、芸人でもあるまいにペイズリーonチェックのようなコーディネイト、街や電車内で観察しているとおもしろくって!
特別に高級な物に手を出す必要は無いと思いますが、ビジネスで着るスーツはクラシックであるべきと思います。クラシックを理解した上で、会う人に失礼でない程度の遊びをすれば良いかと。
いやもう本当、どこをどうしたらこうなるんだ?な人がいっぱいいて(黒い笑い)。私を楽しませてくれるのはありがたいけど、仕事で失笑を買わないように(^_^;
視線は水平に
下を向いて歩かない。スマホをいじっての「ながら歩き」など以ての外。
視線を水平より上に向けて歩くと背筋が伸びます。シャキッと歩いている姿は信頼感につながります。見た目は大切ですよ。
スマホ
仕事をするなら触らないのが基本。必要な時に使う「道具」だと意識して。
小さな画面の中よりも、見るべきものは他にたくさんあります。
最後に
失敗も後悔も新人時代はつきものです。身近な先輩や同僚にどんどん相談する度胸を、早くつけましょうね。
この記事は2016/04/11に公開され、71 views読まれました。
時々、真面目で難しい事をお書きになるのがいいですね!
「新人と先輩が対等」というのは、「嫌われる勇気」という本にも同じような事が書かれていました。新人さんにはちょっと難しいかも知れませんね。
僕は飲み会の時、会話するのが苦手で一人ぽつーんと取り残され、孤独を感じるのと、お酒が飲めず、タバコが大嫌いなので、行く理由が見つからないんですよ。
飲めたらきっと楽しいんでしょうね。
かなり・・というか相当に私の願望が入っているかもしれません(^_^;
なんでも「吸収」して欲しいなあと思います。良いことも悪いことも。
「新人に贈る」とは書いていますが、先輩だって同様な意識を持って欲しいものです。
お酒とタバコは苦手なんですね。そりゃあ飲み会は辛いや(T_T 飲み会とは代名詞のようなもので、親睦会に出よう!ってことですわ。