iPadOS 26をiPad mini 6thで使ってみたが、見た目はヤだ。
2025年08月21日
マルチウインドウとファイルブラウズが可能になり、リキッドグラスデザインとなったiPadOS 26。バージョン番号も年号に合わせるという(Windowsがいつか来た道)大幅な「変化」を遂げました。
お絵描きと外出時のブラウジングにしか使わないiPad mini 6thにiPadOS 26 Public Betaを入れてみました。
今のところ、ガッカリです。
- リキッドグラスデザインが、とにかく見えにくい!単にマシンパワーの無駄遣いではないか?
- iPad mini 6thのパワー不足と思うが、マルチウィンドウの操作が異様に重い。実用にはならない。
- 少なくともiPad mini 6thの画面ではマルチウィンドウを使うには狭い。小型iPadでは従来通りのシングル画面が良いだろう。
- MacのFinderに相当するはずの「ファイル」アプリが、Adobe Frescoでローカルに書き出したファイルにアクセスできない。ベータだから仕方ない?
- Adobeアプリの使用開始時、メールアドレスとパスワードを要求された際にキーボードが表示されない。
- 同上、脆弱なパスワードの変更を要求されるが、強制的に現状のパスワードを継続するオプションが無い。キーボードも表示されないので全く進行できなくなる。
マルチウィンドウを使っていると、ペインの端に隣のペインのアプリウィンドウがチラ見されます。
ご覧の通りAdobe Frescoで「このiPad内」を書き出し先に選べるのですが、「ファイル」アプリにはどうやっても表示されません。ファイルアプリはiCloudしか見せてくれません。
感想
思えば、MacのSafariのトップバーが固定色ではなく自動的に「サイトの背景色」になるようになってから、どうにもデザインの方向性が狂っているように思います。AppleもMicrosoftもよく「より素晴らしい体験」という言葉を使いますが、あくまでエンターテイメント方面のことと思います。
リキッドグラスデザインは「使ってるオレ、かっこいい!」という意味では良いかもしれませんが、「生産性」という意味では最低ですね。
マルチウィンドウはパワフルな大型iPadでは良いかもしれません。
「ファイル」アプリは正常動作さえしてくれれば期待大です!
Public Betaとのことですが、Alpha版ではないのか?というレベルでしたので、まだ入れない方が良いですよ。
この記事は2025/08/21に公開され、0 views読まれました。