問い合わせ・コメントスパム対策をGoogle reCAPTCHAからCloudflare Turnstileに変更しました
2025年02月07日
Google reCAPTCHAの価格が大幅変更されました。問い合わせ画面等で「本当に人間が問い合わせているか?」確認するアレです。
これまでは月間100万リクエスト(判定数)まで無料だったのが、いきなり1万リクエストまで無料と1/100になってしまいました!1万〜10万リクエストは一律$8、それを超えると$1/1000リクエストで天井知らずです。
何年もかけてデファクトスタンダードとなった途端にコレだから怖いなあ。
「うちはアクセス数もボチボチだし、そもそも問い合わせもあまり来ないから関係ないよ」と思っていると怖いです。
現在はトランプショックもありネット攻撃は激化しています。もちろんスパムも大激増!小さいサイトであっても「踏み台」として狙われるかも?
そもそもリクエスト数(botかどうか判定する回数)は、PVや問い合わせ数とは無関係です。1日100PVでもスパム判定リクエストは1日に1万来てるかも?これはreCAPTCHAの管理画面で確認しないと分かりません。まあたいていの場合はPV少ない=リクエストも少ないになるのですが。
仮に月間80万リクエストの場合、月額125,000円程度かかります。年間で150万円。払えませんよねえ。
比較的小さなサイトでも1万リクエストはかんたんに超えてしまいます。
Googleアカウントで支払い情報を登録していると
- リクエスト数に応じた支払いが発生します。
- 上限はありません。青天井です。個人サイトでコレやられたら泣きます。
登録していないと
- 1万を超えた時点で判定がされなくなり、スパム問い合わせが増加します。
10万リクエストまでは月額1300円程度。これを高いと思うか安いと見るか?今後botによる攻撃が激増したら(可能性大)「実際の問い合わせは数本なのにreCAPTCHAの支払いは月額20万円!」なんて時代が来るかもしれませんね。
条件付き無制限無料のCloudflare Turnstile
ということで代替策を探しました。
ぽちろぐはすでに移行済みです。
画像キャッシュで有名なCloudflareのサービスです。過去に色々と問題もあったような気もしますが、現在はこれが定番のようです。
その詳細については以下の記事をご覧ください。
ただし、Cloudflare Turnstileも永久に無料という保証はありません。
やはり自サイト内で対処できると良いのですが、サーバにかかる負荷が大きすぎるでしょうね。CPUパワーも分散して使われるのでトータルでエネルギー効率が悪くなるのでしょう。なかなか悩ましいところです。
この記事は2025/02/07に公開され、6 views読まれました。