キヤノンEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMの描写レビュー。
2017年01月03日
20年ぶりか?と思うほど久しぶりに、仕事や作業を抱えていない正月を過ごしています。暖かく快適ですね。
カメラの機材の清掃・整理、物によっては「使わないな〜」なんて「下取りに出しちゃうか?」とか考えています。
セールにも行ってみました。エディバウアーの福袋はLサイズのみ残っていてMは無く、今年はパスです。アウターばかり溜まりすぎました(^_^;
アメリカンイーグル・アウトフィッターズは、全品30%OFF。4980円のジーンズが3486円。ただでさえ安いのに(*_*; お試し感覚で買ってきました。ということで、今冬はアウターの追加は無しです。
そんなのんびりフラフラなお休みなので、あまり使っていないEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMを試写してみました。
基本的にRAWで撮影してLightroomでストレート現像していますので、デジタル補正されていません。
小さな花にもじゅうぶんに近づけます。
手前と奥で距離差があれば、ボケも楽しめます。逆光なので露出補正をかけていますが、ミラーレスはこういう時にモニタで補正場合数を確認できるのがありがたいですね。
15mm広角端(フルサイズ換算24mm)です。周辺光量落ちが極端に大きいです。
45mm望遠端(フルサイズ換算72mm)です。解像感はしっかりあります。
空とみかん、このような場面では木が真っ暗に落ち込み、空が白く飛んでしまうことがありますが、適度に露出補正をかければうまく写ります。レンズによっては緑の彩度が低下することもありますが、EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMではそんなことはありませんでした。
焦点距離16mm。デジカメが苦手な真っ赤と真っ青の構図です。どちらも破綻無く描写しています。周辺光量落ちは相変わらず大きめです。
望遠端開放ですが、F6.3ではあまりボケないですね。
朝刊焦点距離23mmです。色味も歪みもおだやかです。周辺光量落ちは解消しています。
ブロック塀を撮ってみました。こちらは広角端15mmです。
これをLightroomの「レンズプロファイル」で補正し、シャープネス他を少々調整しました。
「あっはっは!」ってなぐらいに別物になります。撮りっぱなしを見慣れていると、かえって違和感を感じるぐらいです。周辺光量落ちは「100%補正」しない方が自然かもしれません。
こちらは望遠端45mmです。
こちらもLightroomで調整して出力。
広角端ほどの変化はなく違和感もかんじませんね。シャープネス調整のおかげで気持ち良くなったと思います。
Jpegで撮影した場合、「調整出力」の画像が得られます。RAWで撮れば、その中間、自分の好みの絵が作れます。
とてもコンパクトで近接撮影もこなし、なにより15mm(フルサイズ換算24mm)スタートのズームレンズ。最初の一本にはもってこいだと思います。
しかし望遠端がF6.3ととても暗いため、明るいところ以外では使いにくいですね。カメラをフルオートに設定して使うのが吉と思います。
バッグに投げ込んでも邪魔にならないサイズは良いです。
沈胴ロックスイッチは、向きが逆の方が良いように感じます。できればPanasonic・Lumixの16-32のように強めのクリック感でロックしてくれるタイプだと良いのになあ。
夕方、夕焼けとともに薄い三日月のそばで宵の明星が強く光っていました。
あわててEF-S55-250mm F4.5-5.6 IS STMで撮りましたが、なかなか難しいなあ。もっと近くでもっと明るく金星が輝いていたのに。目で見るのと実際の光量では大きな差があるのですね。
とてもきれいでした。空気が澄んでいるのですね。
この記事は2017/01/03に公開され、149 views読まれました。