ご報告:キヤノンAE-1を使ってみます。
2014年12月19日
1976年発売、「連写一眼」で一世を風靡したキヤノンAE-1をジャンクコーナーで購入しました。税込み1,000円です!
レンズはNEX-5を持っていた時に買ったNew FD50mm F1.4S.S.C.です。
店頭では電池が入っていないため、動作チェックができません。数台あるAE-1から以下に注意して選びました。
- ファインダーやミラーが汚れていない。
- ダイヤルが適正に動く。
- 大きな凹みが無い。
- 巻き戻しレバーを引き上げて裏蓋を開け、内部に傷が無いこと。
- シャッター幕が破れていないこと。
そうは言っても、「電池を入れても動きません〜」の可能性はあります。ジャンクですから、賭です。
使用電池は4LR44。これがどうも手に入りにくいらしいです。
代替の4SR44や、ボタン電池を4個重ねて入れる「バッテリーケース」というのもあります。今回はすんなり(かなり格安で)買うことができました。
そういえばこの電池、消耗早くてたくさん買いました!いくつも買い置きしておかないと不安なほど、消耗が早かったんです。カメラバッグの中に3〜4個は常備してました。もしかするとまだ残ってるかも?
さて。
無事作動!
撮った後ファインダーが真っ暗で、「クイックリターン動作不良か?」と思ったら、絞りが最小絞りから復帰しないというエラーでした。何回か試し撮りすると復帰することもあるので、レンズ側の問題のようです。注油とかできるかなあ?このあたりはネットで調べてみないと分かりません。
シャッター幕は、先幕が少々よれています。隙間は見えないので、動くならまあいいか、という感じです。
早速コダックのトライXを入れてみました。
箱がお洒落になってます(^_^;
昔はロールで買ってきて、自分でパトローネに詰め、自分で現像したものです。今は暗室が無いのでやりませんが。当時はASA3200程度まで増感現像などしたものです。
まだ36枚撮りきっていないので、ラボ行きは明日以降。現像したら紙焼き〜スキャンして掲載しようと思います。
AE-1を触って感じるのは
ボディが薄い。
見た目以上に重い。
スプリットマイクロのファインダースクリーンは、思っていた以上にフォーカスしやすい。
ファィンダーが広大!
一番大きいのはファインダーが拾いことですね。倍率0.83倍とのこと。EOS 1D Xですら0.76倍ですから、大きいわけです。これはとてつもない魅力です。写真を撮る時の気持ちがまったく違います。のぞき穴ではなく、「見た物をそのまま撮る」感覚です。これ、復活してくれないですかねー?
EOS Kiss X7は以前のKissに比べてファインダー倍率が上がったのが魅力なのですが、それでも0.86倍。35mm判に換算すると0.6倍前後です。AE-1の後に覗くと、ペンタダハミラーであることも相まってなんと貧弱でしょう(T_T
仕事やライブ撮影には使いようもありませんが、何か面白い写真を撮れそうな気にさせてくれるマシンです。
レストア・修理のお話はしばらくしてから。もしかするとこんなサイトのお世話になるかもしれません。
この記事は2014/12/19に公開され、28 views読まれました。