リコーGR IIIなんでもスナップ。毎日持ち歩ける・反応早い・画質最高!
2019年04月29日
「この小ささ・この機能で11万超え?!」とよく驚かれますが、毎日持ち歩ける小ささ・全くムダの無い機能・レスポンスの良さ・安心の画質と、撮って撮って撮りまくれるカメラです。IIIからの新参GRユーザーですが、惚れました。
とにかく持ち歩いてドンドン撮ってみたサンプルです。作例というのもお恥ずかしい。とっても気軽にシャッターを押してみました。
良いところ。
とにかく寄れます!レンズ前3cmぐらいかな?
起動がメチャメチャ速いです。押しボタン式電源スイッチは好きではないのですが、パッと立ち上がるので気になりません。沈胴式レンズの繰り出しも高速です。
レンズ収納も高速で、コマメに電源のオンオフができます。電池も保つし、フィルターを付けられない構造なのでレンズバリアが安心です。
スイッチ・ダイヤル類の固さが適度で、勝手に動くことも少なく、押しにくいこともありません。その他、全体に操作もしやすいです。
ボケ量はたいしたことがありませんが、ボケ味がとてもキレイです。
色が素直です。
実に立体感があります。
建物を撮ると、直線が直線に写って気持ち良いです。
すんなりと顔認識します。
背面レバースイッチの機能割当が絶妙です。マニュアル読まないので、最初は露出補正だけに使っていました。損してました(^_^;
小さくて、どんなバッグにも入ります。ジャケットのポケットに入れても問題ありません。
控えめな水準器が便利です。フレーミングを邪魔せず、水平をしっかり意識させてくれます。あまりシビアな水平は必要ない撮影にしか使わないで、実にちょうど良いです。
28mm相当の画角はスマホメインの人も違和感なく使えます。
新設された手振れ補正が効いている気がします(^_^;
ちょっと残念なところ。
ストラップ孔が小さすぎてしっかりしたストラップが使えません。今私がハマっているPeakDesignのアンカーは通りません。
レンズの周りの交換できるリング、かんたんに外れます。バッグの中にいつも落ちているので、パーマセルテープで留めてしまいました。
高感度画質はあまり良くありません。
暗所AFは良いとは言えません。
白・赤等の単色の花を撮ろうとすると、AFがギブアップすることがあります。マクロ時は特にその傾向が強いです。
顔認識の被写体追尾AFはできません。顔認識AFはシングルAF、追尾AFは一点指定した物を追いかけ、コンティニュアスAFは同じ位置で前後するものにピントを合わせ続けます。EOSとは全く違う選択肢です。
露出段階が1/3固定です。1/2段は選べません。
充電器が別売で、ちょっと高いです。
バッテリーの保ちは良くありません。しかしUSB-Cで充電できます。予備バッテリーよりスマホ用のモバイルバッテリーの方が実用的かも。車ならシガーソケットのUSBで。USB PDじゃなくても大丈夫です。
ホワイトバランスはあまり正確な気がしません。
電灯下での撮影は「白熱灯下のオートWB」を「強」にしないと、やたらと赤く写ります。料理を撮ると、ちょっと気味が悪いレベルです。
まとめ
いつもカメラを持ち歩きたいなら、超オススメです。EOS Kiss MにEF-M22mm F2 STMを付けた方が安いですが、画質はGR IIIがキレイですね。機能はEOS Kiss Mが上。
小さな鞄に真っ当なカメラを入れておきたいならGR IIIの方が良いでしょう。まあ、撮りたい物によってベストは変わるということです。
50mmバージョンとかも欲しいなあ、と思う次第です。
この記事は2019/04/29に公開され、257 views読まれました。