HDD故障、HDDケース電源入らず、クラッキング被害。おかげで勉強しました。

HDD故障、HDDケース電源入らず、クラッキング被害。おかげで勉強しました。

事の起こりは4〜5年も使った「写真保存用6TB HDD」の故障でした。

いつも通りにSDカードからバックアップしたファイルをLightroomで読み込むと、読み取りに失敗するファイルがあります。Macのファインダー上では壊れているようには見えませんが、読めない。早速、バックアップ用ディスクにデータをコピー…しようと思ったら読み込めません。「すわ!」と、SDカードに残っていたデータをバックアップ用HDDにコピーしました。

さて、ここまでの運用方法についてです。

「裸族のHDDケース4台」にマスターとバックアップ用HDDを挿入、定期的にバックアップしていました。ミラーリングでないのは、作業ミスによるデータ消失からの復旧を重視したためです。以前複数人で作業していた時は、一人が間違って古いデータを上書きしたおかげでやり直しということがありました。その対策です。ファイル削除と違って上書きは復旧手段がほぼ無いんですよね。

しかし現在は単独作業。間違って上書きということも無いし、バックアップ時間ももったいないので、これを機会にミラーリングに切り替えました。RAID 1です。

HDDケースまで故障

と、思っていたらHDDケース自体が2台とも電源が入らなくなりました!!呪われてるのかしら?作業を急がねば仕事にもなりゃしません!

電源、電源コード全てを替えてもウンともスンとも。

元は故障したHDDが入っていたケースの電源が入らなくなったのですが、1日後にもう1台のケースも死にました。S○NYタイマーかよw

RAID 1導入

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大昔、ソフトウェアRAIDでRAID 5を組んだことはありますが、ハードウェアRAIDは久しぶりです。それも4セット組まなければ容量が足りませんので、まずは安いケースで様子見をします。選んだのはこちら、ロジテックLHR-2BRHU3。

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購入時5,480円でした。安いのには理由があって、RAIDの再構築がとても遅いそうです(未実施なのでスペックの話)。1TBあたり10時間…いやいや、8TBの半分、4TBも使っていたら40時間ですか!?あと、耐久性については決定的な情報はありませんね。

  • 電源は外部電源、ACアダプタです。安全性については疑問があります。
  • ファン付きです。
  • 動作音は大きめです。
  • ケースを開けてネジを外さないとHDD交換できないので、もちろんホットプラグは不可能です。

他のRAIDケースも調べました。「4台以上のケースの方がお得で楽じゃね?」と思いましたが「RAIDケース・4台」で調べるとだいたい5台のケースです。そして「RAID 1で運用の場合は2台のみ使用可」となっています。

そうか、RAIDコントローラー1つではRAIDは1つしか組めないわけだ。そしてRAID 1は2台でしか成立しない。

「じゃあなんで5台のケース?」というと、RAID 5は3台以上、効率良くHDDを使えるのは5台だからですね。慌てて5台ケースを買わなくて良かった!!RAID 5の運用は気を遣うので大変なんです。

まずは新品の8TB HDD2台を用意します。そしてLHR-2BRHU3を開封します。

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ネジを外してケース上部を後ろに軽く引っ張ることで開きます。

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造りはいかにもチープですが、HDDとの接続時にずれる等の不安はありません。

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ギッチリ。

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付属のネジで固定します。ケースの底には付属のゴム脚を取り付けます。わざわざ自分で貼る意味はよく分かりません。コスト削減?

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ケースを閉めて元通り。DIPスイッチでRAID 1を指定します。

USB 3.0 Type-Bで接続します。

電源投入時、CFM BTNを3秒間押し続けることでRAIDが構築されます。

Macの電源を投入。起動時に「初期化しますか?」と聞かれるので初期化します。

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「ハードウェアRAID 1メディア」と表示されますので「消去」を選びます。

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今ならファイルシステムはAPFS一択ですね。

これで、HDD2台が同時に故障しない限りはデータが保全されます。

RAID 1の故障時(レストア)

念のため「本当にHDDを1台外したらどうなるの?」を試してみます。

もう一つ、外したHDDを単独で別のケースに入れたらどうなるの?も試してみます。

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PHOTO01を残しPHOTO02を取り外して、HDDスタンドに取り付けます。

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RAIDケースのみ電源を入れると、PHOTO RAIDは認識すらしていません。

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HDDスタンドのみ電源を入れると、RAIDケースから外して取り付けたPHOTO02をPHOTOとして認識しました。

マニュアルによると

  • 故障したHDDを取り外し、新品のHDDを取り付ければ自動的に再構築が始まる。
  • 新品HDDは元のHDDよりも大容量でなければならない。
  • もし同一容量のHDDを試用する場合は、同一メーカー・同一型番の物でなければならない。

とあります。例えば8TBでRAID 1を組んでいて1台が故障したら、交換するHDDは9TB以上(現実的には12TB)でなければならず、しかもRAIDとしては8TBとしか認識されないという大きな無駄が発生します。

RAIDの再構築中もストレージとして認識・使用できるというメリットはありますが、いっそ「故障していないHDD」を別のケースに入れて認識し、RAIDは新品で組んだ方が良さそうですね。

クラッキング被害

そんな外付けHDD交換騒ぎも一息ついた頃、メンテナンス契約をしていないお客様から一報が。「管理画面に入れない!」

FTPでサイトを覗いてみると、ルートディレクトリにuxo.txt。index.phpも汚染されています。詳しく話を聞くと

  • WordPressで非常に簡単な管理者パスワードを設定していた。
  • 二段階認証を導入しなかった。
  • FTP接続はしていなかった。

とりあえず感染ファイルを確認して

  • サイトを閉鎖。
  • 全てのファイイルをバックアップ。
  • 目視、手作業で復旧を試みる。
  • ダメだったのでXSERVERの「ドメインの初期化」「バックアップからの復旧」を試みる。
  • こちらもダメだったので再度「ドメインの初期化」をするも、初期化したばかりのサーバにuxo.txtと感染したindex.phpが設置されるという謎事態が発生。
  • XSERVERサポートに問い合わせ、感染ファイルの無効化をしてもらう。
  • 状況からしてpublic_htmlより上の階層に何かが仕込まれている可能性ありと、上位ディレクトリを全て掃除する。
  • やっと復旧。

データが大きくバックアップに時間がかかったため、およそ3日間かかりました。uxo.txtと感染したindex.phpがドメイン初期化直後に設置された時は、目を疑ったものです。

念のためバックアップデータからはphpファイルを全削除し、テーマも真新しいものに差し替えました。

当たり前のことではありますが

  • 強固なパスワードを使う。
  • 二段階認証は必須とする。

これがいかに大切か、再確認させられました。

そんなわけで、作業が全くはかどらない一週間となってしまいましたが、こんな障害でもなければできない経験はできました。

この記事は2024/06/28に公開され、19 views読まれました。

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