Mac OS X 10.11 El Capitan入れました。完全主観的使用感。
2015年10月10日
かんたん&重いアップデート
現在は無償化されているOS Xのメジャーアップデートは、App Storeアプリから至極かんたんにできます。
私はMac miniの2012年モデル、OS X10.8(Mountain Lion)からMavericks、Yosemiteをすっ飛ばしてアップデートしました。結果、ほとんどのアプリケーションで今のところ不具合が発生していません!
注意したことは
- アップデート前にTimeMachineを実行しておく。
- データは外部HDDにすべてバックアップしておく。
- 外付けHDDはすべて切り離(電源オフに)しておく。
ぐらいでした。
もちろん、ふだん使うアプリケーションがEl Capitanで動くかは調査済みです。
App Storeは30秒ほどで準備が完了して、マシンは再起動します。かんたん&早い!素晴らしい!と思っていたら、再起動の暗い画面で「インストール中です・・・残り30分」とのこと。いやはや、さすがに30秒じゃ終わらないか(^_^;
さて、インストール完了。設定モードに入りますが、その一番最初がこちら。
iCloudの設定。背景はMountain Lionで設定していたキヤノンNew F-1の軍艦部写真。再起動後、すぐに設定が反映されていますね。
この「iCloudのアカウント設定中」がいつまで待っても終わらない!30分も放置してやっとパスワード入力画面になる始末です。後で出てきたメッセージによると「セキュリティでアクセスできない項目があるので後で設定してくれ云々」とのことです。要は、リトライを繰り返していて待たされたのですね。「頑張ってなんとかなる」問題ではないので、ここらへんはスマートに対処して欲しいところです。
iCloudの設定がわかりにくい!
Appleアカウントのバスワード入力以外にすることもなく、無事に初期設定が終わり完全に起動しました。
メールを立ち上げると、これがまたデータ移行に時間がかかります。これはメール保存量によると思いますので個人個人マチマチかと。
その後、「一部のアプリケーションを使うにはレガシーJava6が必要なので入れますか?」と、親切なメッセージが表示されます。Adobe CS6以前を使うには必須との情報を聞いていたのでダウンロード&インストールします。
ここまでスムーズに来ました。さて、iCloudを設定しておきましょう。Appleアカウントのパスワードを2〜3回聞かれました。
iCloud Driveは、これでやっと使える状態になりました。しかし無料の5GBではまともなデータ保存に使えるわけもなく。新しい「写真」アプリはiPhotoと同じく使う予定もないので、iPhoneとの同期に必要な連絡先・カレンダー・Safari・メモのみオンにしました。
しかしどれも、できればクラウドは使いたくない機能だなあ。
連絡先(アドレス帳)もカレンダー(予定)もメモも、できれば外部には出したくないものです。自分のローカルPC(マック)とiPhoneをケーブルでつないで・またはWifiで同期するだけにしたいのは、私だけではないと思うのですが。iCloudに自動バックアップを設定していた写真がクラックされ流出した事件は、まだ記憶に新しいと思います。私はiPhoneの写真をiCloudになど絶対にアップしませんが、カレンダーとメモはとてもパーソナルな情報なので怖いです。
これは、iPhoneが「スタンドアローン」として使われる割合が増えているのが原因だと思います。
以前はよく「iPhoneはマックの周辺機器、androidはスタンドアローン」と説明していましたが、現在はアップルがiPhoneをスタンドアローンで利用するユーザーを大事にしているようです。私にはあまりありがたくない話です(T_T
これでクラウドはiCloud Drive・One Drive・Googleドライブ・DropBoxと4つになりました。実際に使っているのはGoogleドライブとDropBoxのみです。
新しいメモは最高!しかし下位互換性も欲しかった
マックでURLを貼ったり、写真をコピペできます。チェックリストも作れるようです。
すぐにiPhoneに同期されます。iPhone側では手描きメモも入れられます。
マックに戻って見るとちゃんと反映されています。
旧バージョンのメモはちゃんと引き継いでくれますが、旧メモアプリから新版にはまったくアクセスできません。「テキストデータだけは読めるよ」としてくれれば良かったのに。
実は数日前に「iPhoneのメモはアップデートするとマックのメモと同期できなくなるが、使っていないiPadで試せばいいじゃないか!」と思い、実行しました。
気づけばiPhoneも勝手に新メモにアップデートされていました。同一アップルアカウントのiOSは、アプリも同期されてしまうのですね?これはけっこう処憂っ区でした。
10.11の使用感
デザインが嫌い!!!!
ディスクやフォルダアイコンの毒々しい色とか、フラットデザインは分かるけどあまりにものっぺらぼうなフォルダ左肩の信号ボタンとか。
Safariのあまりにも薄い色は「コンテンツをより目立たせるため」という意図は分かりますが、目が疲れる(T_T URLは、ちゃんと表示されるようになりましたね。「ドメインだけを表示」って馬鹿なこと、なんで設定していたのでしょうねえ?
新しいシステムフォントはYosemiteあたりから使われているようですが、ちょっと太すぎて潰れ気味かな?慣れるとは思いますが、OSAKAが懐かしいです。
起動は圧倒的に遅くなったように感じます。10.8の起動時間、測っておけば良かった(^_^;
アプリケーションの互換性は、意外に高くてビックリしました。MS-Officeがクラッシュする等の話も聞きましたが、私のところでは不具合はありません。「駄目雀」がまったく問題無く動いたのには驚くより笑ってしまいました(^_^;
マウスを高速で動かすと、一瞬巨大になって見失わないように工夫されているのはアップルらしいなあと思いました。
その他、OS X10.8で感じていた不具合、たとえばフォルダを移動する際にフォルダタブを触ってしまうとフォルダタブが画面上にゾンビのように焼き付いてしまう等は解消されました。アプリケーションも起動が遅いことを除けば、動作は快適です。
マシンパワーが欲しい!
Mac miniとはいえCORE i7に16GBメモリを積んでいるのに、動作は快適とは言い難いものがあります。システムディスクがHDDなので、そのあたりがネックでしょうか?昔のMac miniはバス周りが非常に低速でしたが、こいつはそんな差別化はされていないはずだけれどどうなのかなあ?
一体型は以前使っていたiMac 27″(CORE2 DUO)で懲りていますので、新型Mac miniか、その上となるといきなりPro?!中間が欲しいところです。できればHDDをたくさん内蔵できる筐体で。あ、そんなマシン一時期ありましたね?マックOSがライセンスされて作られたマッククローンの中に(^_^;
この記事は2015/10/10に公開され、56 views読まれました。
2011のmacbook proを使ってますがi7で16GBでもカクカクです^^;
結局HDDをSSDに変えました。。。
ってか変えないと使えないゴミです。
Win機ならi7の16GBならサクサクだから、、、なんだかなぁ~って感じでした
おお、まだお使いの方いるんですね!
引き続き10.11.6を使っていますが、感覚的にはだいぶ慣れてきました。
もしかするとノートの方が遅く感じるかもしれないですね。
一時は外付けのfirewire HDDで使用していましたが、現在は内蔵HDDに戻しました。特にカクカク感はないですよ。
HDD乗換の際にクリーンインストールし直したのが良かったのかもしれません。
SSD、検討してみようかなあ?