最上級機EOS-1xxxxが来ました!
2017年08月20日
EOS-1D X Mark IIなら最高ですが(^_^;
EOS-1Ds Mark IIIです。概要・仕様・作例はこちらでご覧いただけます。
http://global.canon/ja/c-museum/product/dslr796.html
2007年、もう10年も前のカメラなんですね。DXがついこの前、Ds Mark IIIはその一つ前、ぐらいに思っていましたが、なかなか時間がたつのは早いものです。
入手経緯は単純で。ヤフオクで8万円で出品されていたのが、誰も入札しないまま最安値で落札できてしまったからw逆に、落札できた時に「もしかしてヤバい出品者?」「もしかしてどこかに『ジャンク』って書いてある?」と心配しましたが、発送も早く商品もヤフオク掲載写真から想像する寄れもずっときれいでした。
さて。
大きな心配事は2つあります。
1つめは単純解決できる問題で、バッテリーです。10年前のバッテリーなんて死んでいて当然。Amazonで一番安くて翌日配送の、LP-E4互換DSTE製バッテリーを注文しました。
[amazonjs asin=”B011QHXQ24″ locale=”JP” title=”DSTE® アクセサリ Canon LP-E4 互換 カメラ バッテリー 対応機種 EOS-1D C EOS-1D Mark III IV EOS-1Ds Mark III IV”]
ヤフオクの商品詳細にも書いてあった通り、チャージャーはサードパーティ製です。純正を買い直すとなると3万円ぐらいするので、当分はこいつのまま様子を見ます。
次は厄介なこと。シャッター回数です。
EOS-1シリーズのシャッター耐久回数はだいたい40万回と言われています。外観はかなり使い込まれた感がありますので、シャッター回数もそれなりにイッてるだろうなあ〜と覚悟はしていたのですが、購入直後に「シャッターユニット交換!」なんてことになったら悲しいですものね。ちなみにユニット交換は3万円+技術料程度かかるようです。同時に他の不具合も調整した人のブログでは、トータル8万円とかの話。
EOS-1Ds Mark IIIの中古相場は14万円前後ですから、シャッターユニット交換となると8万円で入手した意味がパーです。
「シャッター回数 EOS」で調べるとeosinfoやCanon EOS DIGITAL Infoというソフトが出てきますが、これがなかなか対応カメラが厳しいようで、EOS-1Ds Mark IIIだと「シャッター回数調査には対応してないよ〜」となってしまいます。
よくよく調べると、カメラで撮影したjpeg画像に様々な情報が含まれているようで、下記のサイトでexif情報からシャッター回数を拾い出してくれます。
対応カメラはここもやはり厳しいですが、EOS-1Ds Mark IIIには対応していました。
EOS-1Ds Mark IIIで撮影した画像をアップロードして判定を待ちます。ドキドキ!
7421枚!!
え?少なすぎない?7000枚って、私なら長くても半年もあれば撮っちゃいますよ?7万の間違いじゃないですか?って何回見ても7千枚です。外観の傷み具合から想像するに、いくらなんでも低い数値です。
これはラッキー!なのか、すでにユニット交換したのか、それとも偽装なのか?!
シャッター回数偽装なんてできるのか知りません。もしかすると自動車のメーターのように「100万回を超えたら一回り」で、1007421回とか・・いや、それはさすがに動作しないか(^_^;
近いうちにサービスセンターに持ち込んで、真実を明らかにしたいと思います。
本当に7000枚しか使っていないのもラッキー。シャッターユニット交換済みなら、それはそれでラッキーです(^_^
なんで今さらEOS-1Ds Mark III?
EOS 10Dから使い始めたEOS Digital。
フルサイズのEOS 5Dが出た時は「現実的に買える価格のフルサイズ!」と喜んだものです。
しかしフィルム時代は、F-1(後期)・New F-1・EOS-1と当然のように最上級機を使っていました。デジイチほどには高くなかったし「多少の無理をしても最高の物を使え」と親の指導もあったりで。それがデジタルになってからは、とてもとても買えるような値段じゃなくなっちゃったんですよね。100万円近いんですもの。
そのEOS-1Ds Mark IIIが、中古とはいえ8万円となれば手を出さずにいられず・・。
- EOS-1系は、その他の5・6・7とは操作系がまったく違います。モードダイヤルとか無いし。この操作方法はフィルムEOS-1から変わっていません。「プロ機は操作体系を変更してはいけない」というキヤノンの姿勢、好きです。細かいところで利便性は向上してますけどね。
- モードダイヤルが無いので、モード変更ボタンを押して、メインダイヤルでモード変更します。そもそもモードなんて撮影中に慌てて変更するようなものではないので、これで良いのです。
- すっごく細かいところですが、視度調整ダイヤル。EOS-1はアイピースを外して調整するようになっています。アイピースを取り付けると動かせません。つまり使用中に勝手にずれてしまうことが無いということです。
- 一見不便にも見えるこのような仕様が、本当に撮影のことを考えたプロ機らしさを痛感させてくれます。
- ファインダーも倍率0.76倍と大きいです。最近マニュアルフォーカスを多用している私に、これも良いポイントです。
- 画素数2100万は、今でも十分。「高画素」とは言えないですけどね。
- クソ重い重量も、シグマ85mm F1.4 Artとは良いバランスになります。
困ったところ、ダメなところ、さすがに古くさいなあと思うのは以下の通りです。
- 常用最高ISO感度が1600、拡張で3200です。F4ズームを暗いステージのライブ撮影で使う・・とかは厳しいですね。
- 背面液晶モニタが23万画素。「写ってるな」と確認する程度ですね。
- RAWの連続撮影可能枚数は12枚。バッファが小さいですね。
- 動画機能は無し。しかしそもそも私は動画を撮らないので必要無し。
あれれ?案外と困りません(^_^; 暗い場所での撮影も、明るい単焦点レンズで撮ればいいやということで。
ストラップにはマップカメラオリジナルの「細OBI」を選択。店員さんには「耐荷重は十分ですが、EOS-1だと重いので首にくいこみますよ。幅広のOBIがお勧めです。」と言われました。しかし取り回しの良さ・柔らかさ・邪魔にならないことを優先して細モデルを選択。結果、正解でした。
このストラップの良いところは
- 柔らかい。
- シンプルで丈夫。
- 滑り止めがついていないので、激しく動き回って撮影する時、正面/脇と動かしやすい。
最近のストラップはほとんど滑り止め付きなので、このモデルは貴重です。お勧めです。安いしね(^_^
[rakuten]mapcamera:10378359[/rakuten]
この記事は2017/08/20に公開され、121 views読まれました。