α7とオールドレンズ事始め。
2015年08月27日
現代とは違う標準レンズを探して
先日の「新宿クラシックカメラ博」で見つけてきたミノルタMD ロッコール50mm F1.4を最初のレンズにしてみました。
ツァイスは借り物だし、New FD28mm F2.8 S.S.C.は「とりあえず」のジャンクだし、標準レンズ大好きですから!
オリンパスのズイコー50mm F1.8もある(^_^; 1000円。
ロッコールのマウントアダプタはDiscoverPhotoです。が、これ、ハズレ。Eマウント側が微妙にガタガタしてかなりのストレスを感じます。近接撮影だとピントがずれそうな感じです。1mmも動くわけではないしレンズ側はしっかりと固定されています。個体差かディスカバーフォト商品全般の問題なのか分かりませんが、交換してもらうことになりました。これは後ほど報告します。
そういえばだいぶ前に買ったC/Y-EOSマウントアダプターも妙にガタつくんだよなあ。当時は「こんな物か?」と思っていたのですが。安物は安物なのかしら?
ちなみにFD用はヨドバシカメラで買ったKIWI Photo製です。こちらはガッチリ。ビクともしません。
MDロッコール
今はなきミノルタ(会社はコニカミノルタとして存在)製。「オールドレンズ 標準」でググると「味がある」「ボケが良い」となかなか好評です。
試し撮りしてみました。
RAWで撮ってAdobe Lightroomのストレート現像。2枚だけ、明るさ調整しています。
色乗りはアッサリ。でも、葉っぱをなめて空を撮った写真はコッテリしています。
ボケは乱れていますがうるさくは感じません。
F1.4開放の薄い合焦部分の周囲は盛大にハロが出ています。それでいてピント部分はシャープ。ああ、これ好きだわー。
ゴーヤの写真は左手でゴーヤを持ち、右手カメラの保持位置をレンズ近くに変更。ピントを合わせてから再度持ち直しシャッターを切っています。左腕を同じように伸ばして撮影距離が変わらないように注意しています。もちろん、開放では絶対にピントが外れるのでF5.6まで絞っています。それでも背景がよくボケていますね。EOS Kiss X7+EF-S24mm F2.8 STMならそんな面倒は一つも無いんですが(^_^;
金属製の重厚なオールドレンズも良いですが、気軽に持ち出せる軽いプラスチック鏡胴も良いものです。もちろん、描写が好みなら。
もう少し近づけるレンズが欲しい!
等倍マクロとは言いません。そもそもマクロレンズはF2.8より暗いことが多いから。
せめてF2までで20〜30cmまで寄れる標準レンズが欲しいです。PENTACONというのが30cm?35cmまで寄れるようなのですが、まだ現物を確認していません。
軽くてピント部がカリッとシャープで近寄れる、ボケは溶けるようでいて収差の大きい暴れ者、そんなレンズ無いかしら?
追記:DiscoverPhotoマウントアダプターについて
購入したフジヤカメラに電話し「カメラ側がガクガクする」と伝えると、返金または交換で対応してくれるとのこと。さすがフジヤカメラ!
同じディスカバーフォトのマウントアダプターに交換してもらって、またガクガクでは仕方ないので、店頭商品を試させてもらいました。DiscoverPhotoとKIPON。
結果、より高いKIPONはガクガクでDiscoverPhotoの別個体はOKでした。
マウントアダプター(特に安い物)は、テスト用ではなく購入する個体を確認してから買わないと怖いですね。それを試させてくれるお店も少ないとは思いますが。
この記事は2015/08/27に公開され、132 views読まれました。