新宿クラシックカメラ博に行きました。
2014年08月24日
高島屋11階にて開催中、27日水曜日まで。
日曜日ということで混雑を覚悟して行ったのですが、セミナーコーナーとジャンクコーナー以外は「こんなもん?」という程度の人出。
ブースの数にして30はあると思うのですが、ショーケース1列を見るだけで、ため息つきながら数分以上。全部を見て回ったら半日かかります。気になるカメラを手にとって・・と考えると、一日では終わりません。
「欲しいのはコレ!」「コイツを探す!」と決めて行かないと、無駄な買い物必至です。
基本中古、それもクラシックですから、デジカメは見当たりませんでした。フイルム。それも、自動巻き上げも少数の、クランクだったりノブ巻き上げだったりのカメラ中心で。高校時代に担任から「買わないか?」と言われて真剣に悩んだハッセルブラッド・ツァイスプラナー80mm F2.8付きが美品でなんと13万円。ライカの古いカメラ(II型かな?)は85万円。こちらはボロボロ。クラシックのなんたるや、を思い知らされました。
まあ、中判以上のクソ高いものは手が出ないだけでなく使うシーンも思いつきませんので、ため息だけついて見て回ります。
ついつい手にとってしまうのは、昔使っていた機種、欲しかったカメラ。
今は亡きヤシカ・コンタックスのS2。フルマニュアルで、AEすらありません。メーターも動作する個体が8万円少々。やはり人気機種ですね。プラナー50mm F1.4の重いフォーカスリングも良い感じです。
キヤノンNew F-1 AEファインダーモデルは4〜5万円で美品多し。こちらはEOSに乗り換える際に売り払ってしまいました。今考えると、不当に安く買いたたかれたものだと思います。あらためて持つとよく手に馴染みます。デジイチと違いボディが薄く、グリップが無くても握りやすいのです。圧倒的な差は、マニュアルフォーカスでもまったく困らないファインダースクリーン。中央のマイクロプリズムを使わずとも、マット面でピントがハッキリと分かります。
今のデジイチ最大の弱点は、ファインダーを明るくするあまりMFではまったくピントが合わないということだと思っていますので、この感触はたまりません。
もう一つ好きな、コンタックスT(オリジナル)は、出品がありませんでした。手元に残すフイルムカメラはコレ!とまで思っていたのですが、盗難にあってしまいました。ぜひもう一度使いたいカメラのナンバー1です。たいしたスペックではないのですが、出てくる画が最高なんです。
ミラーレス用にと買ったFD50mm F1.4、無期限で借りているプラナー50mm F1.4もあるので、程度の良いF-1を探してみようかしら?36枚をリバーサルでゆっくりと撮って、大事にスキャンして。そんなフォトライフもまた良いような気がします。
仕事にはならないですがねー(^_^;
あ!意外と「カメラ女子」も多数いました!
この記事は2014/08/24に公開され、17 views読まれました。