フイルムカメラ・キヤノンA-1購入記。
2014年12月22日
ジャンクのAE-1を買ったのが呼び水となって、どうしてもまたフイルムカメラに(一刻も早く)触りたくなってしまいました。
先日は買い物がてら池袋へ。銀座や新宿にはまったく敵いませんが、ビックカメラカメラ館とカメラのキタムラ中古センターがあります。中古カメラ業界の場末とあって、かえって掘り出し物があるかもしれません。まあ、まったく淡い期待ですが。
最初はビックカメラ。狭いエレベーターになぜかインドのお姉様とぎゅうぎゅうになりながら乗って8階へ。ちょうど前の週は「中古大放出市」をやっていたらしいのですが、この日のショーケースは閑散としていました。キヤノンのフイルムカメラと言えばEOS 7ぐらいです。いや、EFシステムに興味は無いのです。FDシステムの、あのマニュアルカメラが欲しいのです。フイルムで撮りたいというより、マニュアルフォーカスレンズをオリジナルシステムで触りたいのです。
次はカメラのキタムラへ。ちょっと怪しい雑居ビルの3階です。2階のマッサージ店の中が覗けず、非常に怪しい。60分2980円、安いですね。
事前にネットで調べたところでは、こちらには3980円C評価のAE-1が1台あるだけのはず。まあ、見るだけ見て帰ろう〜と思ったのですが。
5980円と10800円のA-1が!
念のためにと持って行ったNew FD50mm F1.4を取り付けると、ファインダーの汚れもまったく無し。店員さんに断って裏蓋を開けてシャッター幕を確認するも、こちらも大丈夫そう。最終的に電池を貸してもらい動作テスト。オールクリア!
意外なほどスレ傷もなく、「持って帰ると良いよ?」と言っているようです。
ボディキャップと、とりあえずテスト撮り用のカラーネガ24枚撮りを一緒に購入。お持ち帰りとなりました。
撮影にはもちろん、いちいちフイルムを入れなければなりません。よくこんな面倒くさいことやってたなあ?一番撮っていた頃は1か月で36枚撮り100本以上は撮っていましたから。しかもそれを現像してプリントして、人にあげる時は焼き増しして!なんて面倒くさいんだ、写真!「この一枚にいくらかかる」と考えると、それはシャッター押すのも真剣勝負にならざるをえません。
このフイルムはISO200です。忘年会でもノーフラッシュで気軽に集合写真というわけにはいきませんね。いやいや、スピードライト199Aとかまで、狙ってはいませんが!
今回カラーネガを買ったのには理由があります。近所の写真屋さん(店頭プリントが主)とカメラのキタムラでDPEにかかる期間を聞いたところ、どちらもモノクロは1週間〜10日とのこと。モノクロはラボに出す時代ではないのです。その点カラーネガは、例えばヨドバシなら最短60分で同時プリントしてくれます。最盛期は「写真屋さん45」等が街のあちこちにあったことを考えると、まったくもって隔世の感です。
なるべく早くテスト撮りの結果を知りたいため、今回はカラーネガ。さて、どんな絵ができることでしょう?
アクセサリーが欲しい。
ストラップは以前買ったTAMRACのベルト着脱型が素晴らしく、それを使います。
52mm径フィルターと標準用フードは所有。専用バッグは不要。専用スピードライトは、フラッシュは劣化が早いため中古に手を出す気にはなれません。かといって現行品にはAシリーズ用のAE機構をもったものはありません。探せばカメラコントロール機能の無い外光式AEストロボぐらいはあるかも?でもそこまで手を出す気にもなれません。あくまでフイルムカメラは「撮影自体が趣味」として使うつもりですので、そんな実用パーツは不要です。
欲しいのは、アイカップ!
眼鏡をしていると固いファインダー枠にぶつかるし、コンタクトの時は脇から光が入ってくるし。
このパーツもゴムですから劣化が早く、中古市場でも良い物はなかなか見当たりません。ところが調べてみるとX7用の「アイカップEf」がサイズピッタリです。愛ピースシャッターが邪魔をしてハメることができませんが、よく見ればプラスチック部分を削ればいけそうです。定価で650円、たしか500円ぐらいで買えるはずです。ヒートカッターなら楽に切れそうですが、大きめのカッターで削るようにしてもなんとかなるでしょう。ということで、次はアイカップを付けてみようと思います。
この記事は2014/12/22に公開され、72 views読まれました。