EOS Kiss Mでライブ撮影をしてみました。便利と不便と。
2018年10月22日
もう8年ほども出演しているのに雨にたたられて4〜5回しかパフォーマンスできていない「いいじゃんかわさき」川崎市役所第3庁舎広場野外ライブ。今年は天気予報で「最高気温23度湿度30%と絶好!」と言われる最高の陽気でした。
今回はいとしのエリーズ年内ラストライブで友人が大勢集まったり、子どもを連れてきたりとのことなので、フットワークが軽くなにるようにEOS Kiss Mで参戦しました。なにせ人が多い・・EOS6D Mark II+EF16-35mm F4L IS USM+EF24-70mm F4L IS USM+EF70-300mm F4-5.6 IS II USMなんて構成にしたら、バッグも重いし脚が死ぬ!
こういう時は便利ズームが本当に助かりますね。
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM。フードを付けたままジージャンのポケットに収まります。
最終的に左ポケットにEF-M11-22mm F4-5.6 IS STM、右のポケットにEF-M22mm F2 STM+バッテリー+予備のSDカードで走り回っていました。
撮影のほとんどはEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMでしたが、少しでも余裕がある時はEF-M22mm F2 STMに取り替えて背景ボケも楽しめました。
いっちゃん、可愛いなあ(^_^
お土産に銀杏をもらいました。
ウェストアップぐらいだと瞳AFもビシバシ決まるし、背景は適度にボケて状況も掴みやすいし、スナップレンズとして実に良いですね。
さて、ライブステージ。
人物が一人の場合、手前に障害物(w)があっても顔認識AFでとても気楽に撮れます。プラス、EF-M15-150mm F3.5-6.3 IS STMの強力な手振れ補正とEOS Kiss Mの高感度で、本当に楽ちんです。
ところがこんなシーン。
ピントが奥のお客さんにいっちゃう。
タッチ&ドラッグAFでボーカルのTOWAちゃんに合わせても、しつこく顔に合焦しようとします。このあたりはKissの限界かなあ?
こちらも同様。一所懸命、ダンサーをタッチして(お触りじゃないよ)ピントを手前に持ってきました。
15時半スタート、いよいよ終盤の17時間近。秋も深まり暗くなるのも早いです。するとシャッタースピートが遅くなって・・(T_T
ダンサーを止めるには1/250秒ぐらい必要なのですが、のほほんとAvモートのまま撮っていると1/60ぐらいまで落ちてしまいます。すると手先が被写体ブレを起こします。
KissではないEOSには「シャッタースピード低速限界」という設定があるのですが、Kissには無し。うーん、惜しい!!!
ライブラストはハロウィンということでお菓子プレゼント。ほとんど最前列を占めるおじちゃん達に配っちゃいましたが(^_^ ちゃんと子ども達に行き渡ったかなあ?
- 画質はKissだからと言って云々するほど悪いものではないです。携帯性・威圧感の無さの方が大きなメリット。
- AFは十分に高速。タッチ&ドラッグAFも便利。ただし顔を見つけるとAFポイントが意図に反して乗り移ってしまうのが問題。
- メイン電子ダイヤルが軽すぎ。F5.6に設定した絞り値が気づくとF9なんてことがままありました。
- シャッタースピード低速限界設定が欲しいなあ。
- 設定値変更が1/3段階限定。1/2・1段階への切替ができると便利。
- バッテリーの保ちは予想通り。1000枚少々撮って1個でギリギリ足りませんでした。
- 便利ズーム最高!
あらためて、EOS Mは「割り切れば」良いカメラですね。特にレンズが全て外寸60.9mmで統一されているのが秀逸です。この路線のままで高機能・高性能化してくれたら、もう一台欲しいところです。EOS M5 Mark IIかな?
恒例の集合写真、はみ出して仕舞った方はごめんなさい(^_^;
こちらはEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMです。これが小さな白い可愛いカメラで撮れてしまうのだから最高。
数百人相手をノーマイクで声をかけて撮るの、楽しいですよ。
この記事は2018/10/22に公開され、167 views読まれました。