9200117035641291ぽちろぐEOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。次期EOS Mの噂と希望的観測。
次期EOS Mの噂と希望的観測。

次期EOS Mの噂と希望的観測。

Canon WatchにEOS Mの噂が掲載されていました。

http://www.canonwatch.com/new-canon-mirrorless-camera-coming-2015-70d-sensor-new-lenses/

EOS 70Dのセンサーに外付けEVFとのことで、順当な予測がしてあります。意外性は無いですね。EVFは本当に外付けならばPowershot G1X MkIIのアクセサリーがありますので、流用するでしょう。

EVF-DC1_1

これ、カパカパと開くところがあまり好きじゃないのですが。案外大きいし高価だし。品質は高いと思います。少し冷たい色ですが、覗いた時の違和感は感じませんでした。

ここからは妄想です。

何のためのミラーレス?

ミラーレスの弱点はレスポンスが悪いことですね。元凶はもちろんEVF・モニタです。電子回路を通って表示される画像は、光学ファインダーには原理的に敵いません。

しかしファインダースクリーンと受光素子との距離精度がシビアな一眼レフに比べて、ピント精度が高いことはメリットです。実際、安い一眼レフに明るいレンズを付けて近接撮影するとピンずれの大きさにビックリします。ミラーレスは原理的にそんなことは起きません。AF外しはありますが、目視して合わせたフォーカスが外れるということはありません。

またミラーボックスが不要なため薄くでき、ペンタプリズムが無いために軽くできます。この「小さい・軽い」が今のミラーレスのアピールポイントですね。

本当は、鈍重でもじっくりと精度の高い写真を撮れるフルサイズ・中判サイズミラーレスも欲しいところですが、それはまだ先の話なのでしょう。ライカS2やペンタックス645をミラーレス化するような話です。

EF-Mレンズ

「望遠系はEFレンズを使ってね」状態のEF-Mレンズ群ですが、広角も11-22mm(換算17.6-35.2mm)しかありません。システムとしては弱いですね。9mm(換算14.4mm)ぐらいからあると、システムで揃えたくもなるのですが。

常用には22mmパンケーキが発売当初からラインナップされているのが魅力です。

メイン機として使う人のためには、換算50mm相当の30〜32mm F1.4レンズが用意されると良いですね。マクロは広角・標準が用意されるといいなあ。

あとはEFレンズをマウントコンバータ経由で装着した時のAF速度が上がってくれれば文句無しです。

本体

キヤノンはレトロには興味が無さそうなので、その方向で妄想してみます。

まずモードダイヤルは不要。頻繁には変更しない機能のためにダイヤルを準備するのはムダです。初心者にはアピールしやすいポイントですが、3代目ともなればもういいんじゃないか?と思います。

替わりにコマンドダイヤルはEOS一眼レフ風に、シャッターボタン近くに用意して欲しいものです。現行機の操作方法はコンデジそのものですから。EVFが付くとなると、背面ダイヤルはたいへんに操作しづらくなります。

そのEVF。これはぜひ内蔵で。外付けに比べて圧倒的に安価で、バッグへの収まり具合も良くなります。位置はセンターなら嬉しいですが、オフセンターでも我慢します。

EVFに伴って「拡大表示ボタン」を用意して。カスタマイズ可能なボタンを複数ではなく、ベストの位置に決め打ちで。

EVFで補正効果をリアルタイムに確認できるので、露出補正ダイヤルは物理的に欲しいですね。Kiss X7のようにボタン+コマンドダイヤル式でも良いかもしれません。道具は「慣れると使いやすい」ものと「馴染めない」ものがありますが、ボタン+コマンドダイヤル式は前者でした。

電源ボタンはレバー式にして欲しいです。

他の設定はすべてタッチパネルでもかまいません。

デザイン

本体はごくシンプルに。あの「申し訳程度のグリップ」はいっそ無い方がかっこいいです。ガッチリ握れる後付けグリップを好みに応じて装着できると良いです。

ファインダーがセンターならば、背面液晶モニタを避ける程度にヘッドが盛り上がってもいいですね。ライカMのように段々も好きです。キヤノンだからエルゴノミクスっぽい物になりそうですが。

EOS Kiss X7のサブ機というよりも、代替機になりそうなスペックばかり考えてしまいました。実際はOVFでなければ追いつけない撮影がまだまだ多いので、代替にはならないのですが。

今度こそ期待外れにならないことを祈ります。

まさかいきなりフルサイズ・ミラーレスとかはやらないよなあ?

この記事は2015/01/05に公開され、21 views読まれました。

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