EOS 6D Mark II+EF24-70mm F4L IS USM+EF70-300mm F4-5.6 IS II USMでライブ撮影。
2017年11月14日
全面刷新された(しちゃった)システムで、久しぶりのライブ撮影をしてきました。ああ、高感度が強くて画質もそこそこ良くて、なんて楽なのでしょう!
いとしのエリーズ@浅草花やしきライブです。メインバンドはTUBEのトリビュートバンドTUVE。なのにエリーズがトリで、しかもバンドはTUVEという変則編成でした。これもまた楽しい(^_^
桑田佳祐ご本家ライブツアー2017「がらくた」@東京ドームの前日という間の良さ(^_^
セットリストはサザンを一曲もやらず、ソロオンリーというこだわりでした。
EF24-70mm F4L IS USMでの撮影。
最前列、寝転がっての撮影です。ちょっとヒキが苦しい!
ステージは2〜30cm程度しか上がっていないため「下から撮る」という雰囲気にはなりにくいです。せめて20mmを持って行くべきでした。
上手から。
これぐらいなら24mmはほどよい画角ですね。
ISO12800、F5.6、1/500秒です。感度を下げてISO6400でも、動きの遅いシーンなのでイケますね。ダンサーが踊り狂う時は、1/250では全然止まりません。手振れは問題ないけれど被写体ブレがひどいことになります。ダンサーって重労働だわー。
振り付けは頭に入っているので、こういうシーンは捕まえやすいです。
客席後方から。
手前が真っ暗でステージが明るいシーンでは露出補正が必須です。何もせずに撮ると露出が客席に引っ張られて、バンドメンバーの顔は真っ白ののっぺらぼうになってしまいます。では補正値は?
適当にマイナス補正をかけてモニタで再生して確認という方法もありますが、EOS 6D Mark IIならライブビューで撮ってしまうのも手です。
客席後ろから撮る時はカメラを上に掲げますので、ライブビューとはとても相性が良いです。DPAF+タッチAFのおかげでスムーズに撮影できます。露出補正値はモニタを見ながら決定できます。
まあ、ミラーレスならファインダー(EVF)を覗きながらもっとスムーズに補正できるんでけどね(^_^;
こちらはバリアングルモニタを使って撮影しました。
さすが浅草花やしき、照明機材が古いのか?スポットがピンスポットです(^_^; 環境光が真っ赤でピンスポットが極端に明るいので、オートホワイトバランス(AWB)が迷いまくりです。Lightroomで現像する際にとても苦労しました。
ところで撮影中に気づいたことが一つ。
AWBが「雰囲気優先」と「ホワイト優先」に分かれ、雰囲気優先がデフォルトになっていました。
このステージのように環境光がほぼ真っ赤っかだと、AWBが赤味を極端に強くしてしまい現像時に厄介です。途中で気づいて(ヲイヲイ)ホワイト優先にしました。購入したらチェックしておきましょうね。
「ヨシ子さん」ではヨシ子さん登場!こけし持って白塗りで(>_<
こういうの撮る時、ズームはすぐに対応できていいですね。
ガチ過ぎて怖いよ、ヨシ子さん(T_T
さて、EF70-300mm F4-5.6 IS II USMです。
ビックリするほど安い「非Lレンズ」なのに、写りも良く手振れ補正(IS)もよく効きます。
以前EF70-200mm F4L IS USMを使っていましたが、写りは遜色無いんじゃないかなあ?ISの効き具合は70-200を超えているかと思います。
今回、TUVEのコーラス・ソロ・いとしのエリーズコーラスサポートと大活躍だったシンガーの折井敦子さん。EOS 6D Mark IIのAF任せで撮るとこうなっちゃいます。AFポイントは増えたけれど「肌色認識」までで「顔認識」はしてくれないので、手にピントがいっちゃうんですね。
美人さんですよー(^_^
手前でボケているのは譜面です。こんな場合、ちゃんと顔にピントがいきますね。
TUVEのライブはこちらです。
あ。ベスターズファンだ!
「出落ち?」と思うほどよく似ています(^_^ ライブ、とっても楽しいですよ。
ラストは全員総出のにぎやかなエンディングでした。
浅草花やしき、実は初めてでした。「民家につっこみそうな日本一怖いジェットコースター」と聞いて一度は行きたいと思っていたのですが、やっとやっとです。生まれは厩橋の袂、本所だったんですけどねえ。
やたらとパンダ推しです。
ジェットコースターは怖いけれど、次回チャンスがあったら乗り物も試してみたいものです。
EOS 6D Mark II+EF24-70mm F4L IS USM+EF70-300mm F4-5.6 IS II USMでのライブ撮影は「楽」の一言でした。
- 機材が軽く、デイパックに入れても辛くありません。
- 操作がシンプルです。ライブ撮影では初期段階で設定を固めてしまい、シャッターチャンスに専念することが多いです。触るのは照明に応じたISO感度と露出補正ぐらい。AFポイントの変更もやりますね。その部分が操作しやすいのが、ストレスを感じない理由だと思います。
- バリアングルモニタ+DPAFはやはり便利。腹ばいで下から撮ったり、勘でカメラを持ち上げて上から撮ったりという必要がなくなりました。
- ロック機構が適切になりました。モードダイヤルはもともとですが、背面ダイヤルロック(露出補正)のロックがとても操作しやすく、かつ不用意にアンロックされることがなくなりました。
- 何も表示されないインテリジェントファインダーは、とても快適です。フレーミングに専念できます。無印6Dの11点AFポイントって、やっぱり目障りだったんだなあ。
- 秒間6コマ連写はほど良い速さです。2〜3枚連写することが多いのですが、良いタイミングで止めることができます。バッファは十分な印象です。データ書き込みで待たされることはありませんでした。
- 眼鏡での撮影時、アイカップは取り外した方が快適でした。
- 2600万画素はさすがにデータサイズが大きいです。2時間ほどのRAW撮影で32GBのSDカード2枚+αを使ってしまいました。少々連写をしすぎたかなあ?
- EF16-35mm F4L IS USMがあればもっと良かった!
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この記事は2017/11/14に公開され、143 views読まれました。