EXASCENDレビュー。高品質にこだわったCFexpressブランド

EXASCENDレビュー。高品質にこだわったCFexpressブランド

記録メディア、何を使っていますか?大半というか大多数の方はSDカード(今ならSDXC)ではないかと思います。

しかしシビアな状況、

  • 高速連写。
  • 8K動画。
  • 動画の長時間記録。

といった状況ではCFexpressカードが主流です。

ぽちろぐは動画はほとんどやっていない(人様に見せるレベルではない)ので、高速連写が主の目的になります。

CFexpressを使えるカメラ。

一般的にはCFexpressカードと言えばType-Bを指します。他にAがあり、Cも予定されています。

キヤノンではEOS-1D X Mark IIIのデュアルスロットから採用されています。現在はEOS R5、EOS R3でCFexpress+SDカードで使われていますね。「安いメディアも使える」のは初期販売面では良いかもしれませんが、真にデュアルスロットが必要な場合には半端な仕様です。EOS R1/EOS-1RやEOS 5D Mark IIあたりからCFexpressデュアルスロットになってもおかしくありません。

ニコンではZ7 II以上、Z8、Z9で採用されています。

ソニーは唯一CFexpress Type Aを採用しています。SDカードと同じ形状で居ロットを共用できるというメリットがありますが、書き込み速度が遅いというデメリットがあります。また採用メーカーが少ないためかカードが割高です。

SDカードも高速化しているため、各社とも4000万画素以上のカメラでのみCFexpressスロットを採用していますね。

そもそもCFexpressカードとは?

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記録メディアの一つです。

SDカードと比べて圧倒的に高速です。「EOS R6 Mark IIはSDカードで毎秒40コマ連写できるじゃないか!」と思われそうですが、連続撮影枚数に大きな差が出ます。

2410万画素のEOS R3の場合、RAWで

  • SDカード:160枚。
  • 高速なSDカード:290枚。
  • CFexpress:1000枚以上。

となっています。

「jpegしか使わない」という場合はいずれも1000枚以上の連続撮影ができます。

しかし今後期待される、より高画素で高速連写機ではもっと差がつくはずです。

実際の使用感としては、書き込みに待たされることが全く無くなります。こればかりは実際に使ってみないと分かりにくいです。同じカメラでも、もうSDカードには戻れません。

ところでコンパクトフラッシュ(CF)カード、懐かしいですね。昔は高級コンデジにも採用されていました。PowerShot G1、CFでRAW撮影もできて、かなり重宝していました。

EXASCENDとは?

中国のブランドで、デジタルシネマカメラで有名なREDのテストを満点でパスした高速・高信頼性をウリにしています。

今回は担当者と縁があり機材を提供いただきました。

https://exascend.com/

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CFexpressだけでなくSDカード、カードリーダーも取りそろえています。国内の取り扱いは株式会社RAID、ヨドバシカメラやAmazonでも販売されています。

使ってみた。

ぽちろぐと言えばいとしのエリーズをはじめとするライブ撮影です。

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使用メディアによって余白が必要なため、トリミング前提で撮影しています。「撮って出し」で使うフレーミングとは違うことご了解ください。

とにかくライブは動き回ります。もちろんボーカルやダンサーのキメシーンは把握しているのですが、その他の要因(光/風/観客の動き/何か見えちゃった云々)のおかげで一発で決まることはマレです。必然、連写して選択となります。

CFexpressのおかげでストレスなく連写、その中から一枚を選ぶことができます。

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ふだんはさすがにここまでシャッターを押しっぱなしにはしませんが、CFexpressの威力を見ていただくために押し続けました。

これだけ撮り続けても書き込み待ちは皆無です。SDカードのモデルでは高級機でバッファをたくさん積んでいても、書き込み終了までに数秒は待たされます。

カードリーダー

CFexpressカードもそうですが、カードリーダーもまだ高価です。その中でもEXASCENDのカードリーダーは比較的お買い得です。

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接続はもちろんUSB Type-Cで10Gbpsの速度を確保しています。CFexpressは高速化とともに大容量化されているため、インターフェースの高速化は必須です。

なぜEXASCENDを選ぶか?

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高速・高信頼性をアピールするEXASCEND。信頼性についてはRED採用という情報以外、自分で使い続けるしか分かりませんが、高速性については下記の通り。

今回のレビューに使用したESSENTIALモデルで

  • 読み込み:1,800MB/秒
  • 書き込み:1,700MB/秒

と大満足です。

なぜEXASCENDが優れているか?については下記をご覧ください。

https://exascend.com/about-us/

購入について

https://amzn.to/3pu6YTC

ヨドバシカメラでも取り扱いがあります。

https://www.yodobashi.com/product/100000001007782581/

カメラに期待すること

未だ発表されないEOS R1/EOS-1Rは当然として、そろそろ噂になっているEOS R5 Mark IIもCFexpressダブルスロットになってくれることを祈ります。量産効果で徐々にですが価格も下がってくると思います。楽しみです。

この記事は2023/06/28に公開され2024/01/23に更新、188 views読まれました。

    2024/01/23   カメラ   ,

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