フジヤカメラで見つけたM42マウント・ペンタコンauto 50/1.8をα7で初撮り。

フジヤカメラで見つけたM42マウント・ペンタコンauto 50/1.8をα7で初撮り。

ジャンク館にて

MDロッコール→Eマウントアダプタを交換してもらいに中野フジヤカメラに行った時のことです。本店に行けばついでに必ず覗くジャンク館。いつものごとく棚と箱を漁って「手頃な24mmは無いか?」「クセのあるおもしろいのは無いか?」と探して見つからず、Eマウントキャップだけを購入してカウンターへ。

いつもならそれほど気にしないレジカウンター(ガラスショウケース)を覗くと、ペンタコンauto 50/1.8:9000円!

あ・出会いだ。

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プチプチで包んでもらい、その足で本店へ戻りM42→Eマウントアダプタ(DiscoverPhoto/三脚座付き/ガタ無し)4800円を購入。あらあら、とんだ散財です。M42マウントは「プラクチカマウント」とも言うそうです。とにかくたくさんのオールドレンズが楽しめます。

三脚座は邪魔なので自宅で取り外し。小さなプラスドライバーで2本のネジを外します。高級品のようにワンタッチではないんですね。取り外した跡には中まで貫通するねじ穴が空いていますので、とりあえずパーマセルテープで塞いでおきます。

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フィルター径は49mm。ペンタコンはツァイスの系譜だそうなので、中古のCONTAXを着けてみました。そもそも「ペンタプリズムのあるコンタックス」でペンタ・コンという話を聞きました。一眼レフ黎明期のことですね。

曇りはまったくと言っていいほどありません。埃は少々混入。「実写に影響は無いだろう」と思い、店員さんに「こんないい状態でなんでジャンクなんですか?」と尋ねると「この時代のは、うち(フジヤカメラ)ではジャンク館に来るんですよ」との返答。あと、フォーカスリングがちょっと重いです。

お散歩試写

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ピント部分はまったく問題無し。拍子抜けするほど、現代のレンズと変わらないと思います。古いくせに色乗りもいいですね。

ボケは50mm F1.8と思えないほど大きくボケている気がします。というのもこのレンズ、最短撮影距離が33cm。近づけば、そりゃあ大きくボケますよね。

ピント部分の直近・大きくボケる手前の部分は、盛大にハロが出ています。葉っぱの写真を拡大するとよく分かります。私はコレが好きだ!甘々な感じが、人物撮影に向いているように思います。

固い物も撮ってみました。

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発色は控えめですが、質感も色もよく出ています。フェンスの写真は、どことなくノスタルジックな表現になりました。赤煉瓦倉庫とかでロケしてモデル撮影したらよく合いそうです。

ガラスです。

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あったかいガラス?昔、ポジで撮っていた時のような表現かな?いかにも「オールドレンズで撮りました」感になりました。

友人が大貧民をやっていたので、テーブルのトランプを。

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白い会議テーブル・F1.8開放、周辺光量落ちがバッチリ分かります。盛大に落ちていますね。スペード2の周辺はかなり滲んでいます。あんまりマトモに写ったのではわざわざ古いレンズに手を出した意味が無いので、これらの弱点、すべてOKです!

人物

8月28日は「新宿 サザンオールスターズ」でツイッター検索すると、とても楽しいことになっていました。盛大にだまされてくださった皆さん、ありがとうございました(^_^ いとしのエリーズが野村ビルの「ビール祭り」で無料ライブをやりました。2000人近くのお客様、帰宅途中のお父さん、「本物?本物?」と聞きに来るお姉さん。とても楽しく終了しました。

リハ待ちのダンサーを撮りました。

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α7のピント位置拡大表示とピーキング表示は使わず、EVFのみでフォーカス。ISO1600・開放。ブレとかボケとか粒状性とかは目を瞑ってください。

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黒もしっかり締まっているし、特別に「古くさい!良い!」というほどの結果は出ませんでした。もっと背景のボケを入れないと面白くはなさそうです。

で、こちらリハ中を撮ってみました。

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なぜか、ジーンズの質感が最高です!

背景が明るいせいもあり、ボケはにぎやかですね。試し撮りですが、この写真は好きだなあ。

オール金属製とあって重量重めのこのレンズ、MDロッコール50mm F1.4と両方持ち歩いて比べてみたいと思います。いずれ、どちらかばかり使うようになるのでしょうが(^_^;

この記事は2015/08/29に公開され、66 views読まれました。

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