最速!EF50mm F1.8 STM実写。
2015年05月22日
発売日、ヨドバシカメラ新宿カメラ館にて入手しました
打ち合わせが終わりヨドバシカメラ2階で「あの、50mmは・・」と声をかけると「STMですね!ありますよ!」と。みなまで言わずとも分かってくれる、嬉しい(^_^
フィルター径は49mm、確か手持ちがあったなあ?とここでは購入せず。フードはバヨネット形式になり、また旧II型と異なり前玉の位置が浅くなったので欲しいところですが、まずは様子見。先日落としてしまったEOS Kiss X7のアイカップを合わせて購入し18,000円少々です。フジヤカメラでも16,000円少々ですので、ポイント分を考えれば同等ですね。
早速試写
陽のある内から飲み屋にてテーブルフォト。最短撮影距離35cmと、旧型よりも10cm近づけるようになったのはさすがに大きな差です。
さすがF1.8、薄暗い店内でもISO200で1/60秒が切れます。
換算80mmですので対面の人物を撮るとかなりのアップです。スナップ用に持ち歩くには望遠過ぎますね。
すべてF1.8開放での撮影です。絞りの影響は無いわけですが、ボケはまろやかになったような気がします。気のせいですね(^_^;
お散歩フォト
まずはすべてF1.8開放で。EOS Kiss X7のRAW撮影、Lightroomでストレート現像です。
AFはSTM化のおかげで実に速くなりました。AFの迷いも感じられません。STM化は合焦アルゴリズムにも影響があるのでしょうか?またピントリングが回転しないのはホールディングに大きく影響します。しっかり握っている時に「ジ・ジ・ジ・・」と動くとたいへん焦りますので。
素直な色合いながら、色乗りはIIに比べて良くなった気がします。EF40mm F2.8 STMを初めて使った時の印象とよく似ています。
最後はモネのアップ。
解像度は変化ないと思いますが、解像感は俄然アップしました。
エサの器が浮いて見えるようなボケ方は独特ですね。
EF50mm F1.8IIからの変更点をあらためて整理すると
- AFがSTM化。AF作動時、ピントリング回転せず。
- プラスチック→金属マウント。
- 絞りが5枚羽根→円形7枚羽根。
- コーティングがデジタル対応に。
- フィルター径が49mmに。
- フードがバヨネット形式に。奥まっていた前玉は通常位置に。
- 外装が梨地仕上げに。サイズ・重量が変更。
- 価格が1.5倍(それでも安い!)。
光学設計は25年前と変更されていないそうです。すごいですね。
旧型から乗り換える価値は十二分にあると思います。が、私の手元にはまだIIがあるのです。絞った状態のボケ方や逆光耐性・色味について比較してみようと思います。
この記事は2015/05/22に公開され、23 views読まれました。