9200117035641291ぽちろぐEOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。G.H.Bassのコインローファー。
G.H.Bassのコインローファー。

G.H.Bassのコインローファー。

ファッションについて語るようなキャラではありませんので、うんちくはありませぬ(^_^;

学生時代は奮発してJOHNSTON&MURPHYのローファーを買いましたが、その後は革靴のスリッポンを履くという機会がとんと無くなってしまいました。今となってはスーツ・ジャケットを着ることも少なく、たまの機会もビジネススーツか礼服です。するとストレートチップですよねえ。ローファーの出番がなかなかありません。

それでも店頭で見たG.H.Bassのコインローファーに一目惚れ!

血合いの入ったエナメルレザーの、色はバーガンディ(赤茶)です。コインローファー/ペニーローファーを最初にデザインしたと言われるG.H.Bassですが、こいつが曲者で「適当に安いところで買おう」とか思ったら失敗するところでした。

ローファーにも種類がある

G.H.BassではローファーをWeejunsと呼んでいます。ノルウェイのモカシンにヒントを得てデザインされたのでノルウィージャン(ノルウェイの)→ウィージャンズとなったと読んだことがあります。

公式サイト(https://www.ghbass.com/category/g+h+bass/weejuns/men.do)を見ると、Weejuns(ローファー)にもいくつかの種類があります。

追記:日本公式サイトができていました。http://ghbass.jp

  • コインローファー
  • タッセルローファー
  • キルトタッセル
  • 上記のスニーカー(かかと無し)タイプ

タッセルも良いですが、以下はコインローファーに話を絞ります。

Bassのローファーと言えば必ず話題になるのがマイケルジャクソンです。黒のコインローファーに白い靴下。真似はできないけどねー(^_^;

コインローファーにもバリエーション

「Weejuns」はG.H.Bassのローファーの名前と判明。ところがその後ろにLOGAN・LARSON・WALTONと名前のついたものがあって、どうも何が違うのか分かりにくい。まとめて解説してるサイトとかなかなか見つからないし。WALTONは公式サイトにも出ていないし。

まずはLOGAN(ローガン)。

G.H.Bassローガン

G.H.Bassで検索すると出てくるのはだいたいこのタイプです。私が好きなのは

  • 艶のあるガラスレザー。
  • アッパーの丸み。
  • シンプルで軽量なマッケイ製法
  • アッパーとサイドの縫い付けの絞りによる皺。
  • バーガンディ(赤茶)のムラ感。
  • シンプルなベルトデザイン。
  • 包み込まれるような履き心地。
  • 1万円台と安い!

まあ、べた惚れなわけです。特にアッパーの丸みは足元をきれいに見せてくれます。

そしてLARSON(ラーソン)。

G.H.Bassラーソン

検索しているとWeejuns LOGAN、Weejuns LARSON、LOGAN、LARSON Weejuns・・と、表記がバラバラです。価格も微妙に違うし。何が違うのか明快に書いてあるサイトも無いし。

要はWeejuns(ローファー)シリーズのLARSONモデル・LOGANモデルということです。で、何が違うの?

ベルトの付け根部分のデザインが違います。LOGANはドレッシーな平付け、LARSONは少々カジュアルな「ロールビーフ」モデルです。ほら、ベルト付け根の丸丸してるとこ!

ビーフロールの有無

LOGANなら黒にして、冠婚葬祭でもなければスーツにも合わせられそうです。

LARSONはさすがにスーツには厳しいかな?ブレザーにバーガンディを合わせたら楽しそうです。

さらにWALTON。

G.H.Bassウォルトン

どっからどう見てもLARSONじゃないか?公式サイトにはWALTONの名は無いし?何だこりゃ?と思っていたら底が違いました。

G.H.Bassウォルトン底

一部がゴムです。さらに皮革も多少薄くて柔らかいそうです。実物を見たことがないのですが、写真で見る限り縫製も荒い感じ・・。1万円以下で買えるようですが、有意な価格差とは思えません。

LOGANとLARSONの靴底はこちら。

G.H.Bass革底

幅が狭い

G.H.Bass購入で一番悩んだのが、サイズです。

私はほとんどのメーカーで7・1/2(7ハーフ/25.5〜26cm相当)が合うのですが、こいつは幅が極端に狭い!日本人はE〜EEE幅と「バンビロ・コウダカ」の人が多いと言われていますが、私も他聞に漏れず。

ところがこいつは「Dワイズ」です。

幅が狭ければその分大きなサイズにすれば良い・・かと思うと、履いている内に革が伸びてピッタリしてくるのだそうです。つまり大きなサイズを買ってしまうと将来的にガバガバになると!そんなこと想定して靴を買うのって、難しいです(T_T

ところが、そんな「履いている内に革が伸びてくる」状態のモデルがありました。

G.H.Bassローガンタンモデル

LOGANの「タン」というカラーで、この色だけは革が最初から柔らかいのです。黒やバーガンディできつく感じてもこの色でちょうど良ければ、将来はピッタリしてくるということですね。私は8でちょうど良かったです。

店頭で確認

たぶん大人気(?)のG.H.Bassですが、店頭販売している店舗は意外とありません。いつ行っても置いてあるのはアメ横のJalana(ジャラーナ)くらいでしょうか?※最近は西武百貨店池袋店の紳士靴売り場でも見かけました。ただし価格は高めです。

http://www.jalana-web.com

最新情報はfacebookで確認して欲しいとのことです。

https://www.facebook.com/jalana.transglobal

店頭の一番目立つ所に置いてありますよ。

ところで、JOHNSTON&MURPHY

現在の公式サイトは下記です。

http://www.shoe-collection.jp/johnston_murphy/

大塚製靴の扱いになっているんですね。私が買った当時はリーガルだったはず?ローファーにしては甲が深いデザインはそのままですが、店頭で見ると「比較的明るい茶で、たっぷりと血合いの入った艶めかしい質感」からはだいぶ変わってしまったようです。

靴はしばらく履いてみないと真価は分からないので、なんとも言えませんが。

ところで公式サイトに誤植発見。

blank

JOHNSTON&NURPHYって、何(^_^;?

20181023追記

購入して一年半、履く機会の多いLOGANのブラックは実に足に馴染んできました。

痛かったのが嘘のようです!!!

靴屋さんやG.H.Bass先輩に「早く革を柔らかくできないものですかねえ(T_T?」と聞いて回ったのですが「止めとけ」との指導。我慢して履き続けた甲斐がありました(それほど我慢してないw)。

私はMerrellのジャングルモック(こちらも大定番)で7・1/2なのですが、Bassも7・1/2にして正解でした。大きいの買っちゃうと、馴染んだ頃にガバガバの恐れありです。

20190205追記

大事に育ててきたバーガンディですが、はなに喰われました(T_T 大泣き。最近は靴噛み癖も治まっていたのですが、ミンクオイルで磨いたばかりの革の匂いにはあらがえなかったようで。

悩んだ末に新規注文。試しに8にしてみました。うん、最初から痛くない!しかしカカトが微妙に余っているような?育って(柔らかく)なってきた頃にガバガバにならんものかと少々心配しています。やはり店頭で買わないとかなあ?

ところで最近、IVY熱が30年ぶりにぶり返しまして。「外羽根のプレーントウが欲しいなあ」なんてデパートの靴売り場を回っています。するとコインローファーも気になって見ちゃうんですね。惚れたのはクロケットジョーンズ!革の質感・デザイン、満点です。しかし7万円超。試し履きはしていないのでどれほど楽かは分かりませんが、見るからに良さげです。パラブーツも質感は良し。しかしビブラムソールなので、トラッドじゃないな。こちらもかなりお高めです。

色々と見て思ったのは、やはりG.H.Bassのコストパフォーマンスは抜群だということ。今度は大事に保管しないと。

追記:40年前のジョンストン&マーフィー復活

こちらの記事で書いたとおり、40年前のジョンストン&マーフィーを復活しました。G.H.Bassとは違う履き味で、両方ともおもしろいです。

40年前のジョンストン&マーフィー

この記事は2017/03/28に公開され2024/01/22に更新、507 views読まれました。

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