EOS 8000Dがもうすぐ発売。そこから5DIV・6DII・80Dを予想してみます。
2015年04月08日
色検知用センサー搭載がミソ
EOS 8000Dは4月下旬発売ということですので、そろそろ発売日が発表されてもおかしくありませんね。
中身は最新のEOS Kiss。外見は上面液晶+左肩に移動したモードダイヤルで2桁D似。でも、ちょっとしょぼい背面ダイヤル(^_^;
くさすことを言えばキリが無いのですが、よくできていますね。
- APS-C初の2400万画素。
- 19点AFポイント。
- 連続撮影速度5コマ/秒。
- バリアングルモニタ。
- 高感度ISO12800。
- モードダイヤルロック。
- 上面液晶。
- 電子水準器。
- wi-fi搭載。
- フリッカーレス撮影機能。
- ハイブリッドCMOS AFIII(ほとんど使わないですが)。
- インテリジェントファインダー。撮影情報を消すことも可能。
- 7560画素(一分報道で7560万画素って書いてあって笑いました)の測光専用センサーで被写体の色認識。遠近競合の際に人の顔に優先的にAF可能。
秒間5コマって、5DIIより速いですよ!RAWだと7枚までしか撮れないのがKissクラスですが、それでも無印5Dと同等です。
Kissらしさは
- ペンタダハミラーなので軽い。そのかわりファインダーが暗い・ピントの山がつかみにくい。
- ファインダースクリーンは固定式。
- ビデオ撮影モードは動画撮影用プログラムAEまたはマニュアル露出で、絞り優先AEは使えない。
- 測光専用センサーが7560画素。1DXは10万画素、7D MkII・5Dsは15万画素と約20倍の画素数。
- 連続撮影枚数はRAW7枚。7D MkIIは24枚。
- しょぼい背面ダイヤル。
機能は十分、性能はKissらしいとは言え一昔前の最高級機並以上ですね。あと気になるのは、新型2400万画素APS-Cセンサーの画質です。
以前NEX-7を使って、ソニー製2400万画素APS-Cセンサーの画質に驚いたことがあります。あれは素晴らしい!キヤノンのAPS-Cセンサーは一回り小さいのですが、同等の画質が出るなら8000Dは買いですね。
まだ新型気分の70Dですが
この夏には発売からまる2年が経過します(*_*; まだ出たばっかりのような気がするんですが!?次は当然80Dですよね?
ニコンならD5000(ペンタダハミラー)クラスとD7000(ペンタプリズム)クラスの中間ですね。D5000シリーズは最近頻繁にモデルチェンジされているので、2年もモデルチェンジしていないとそろそろと思ってしまうのでしょうか。
最近のキヤノンはモデルチェンジスパン長めですので、年内に80Dが出れば良い方でしょう。
- 60D以来のコンパクトで軽いボディを維持。
- デュアルピクセルCMOS AF2400万画素センサー。
- 10万画素クラスの測光専用センサーによる光学ファインダー撮影時顔認識。
- AFモード切替専用ダイヤル搭載。
- 秒間7コマ。5以上ならOK。
- 最高感度ISO25600。
- AFポイント30〜50。
あのサイズ・軽さでペンタプリズム。最高感度が25600までいけば相当な魅力です。DiGIC6はシングル搭載でAFポイント数と秒間コマ数で7D MkIIより下位にしてバランスをとってくれれば、とても魅力的になります。
6Dはモデルチェンジしてくれるかな?
70Dと同等のサイズにフルサイズセンサー搭載の6D。価格も7D MKIIより安いというお得機種です。長時間使うと、5Dシリーズとは疲れ具合がまったく違います。素晴らしい!
でも11点AF、インテリジェントファインダーではない・・というのがしょぼ・・。
ISOは25600までいけるし、基本的には素晴らしい機種なんです。
EOS iTR AFを積んでインテリジェントビューファインダーにしてAFポイントをもう少し増やしてくれればありがたいです。ちょっと大きめお散歩カメラの筆頭候補なんですが。MkIIが出ないで終わる気配もありそうで怖いです。フルサイズ版X7として期待してるんですがね〜。EF40mm F2.8 STMとの相性は抜群です。
安定の5D IIIですが、IVは?
ニコンのD800と比べて「新味が足りない」「地味」と発売当初は散々に言われていた5D MkIIIですが、長い目で見ると安定して売れていて問題も発生していない模様。私は先に出た1DXの「光学ファインダー撮影時の顔認識」が搭載されることを大期待していたのでスルーでしたが。
5D MkIVは5Ds/Rで実績がありますので、間違いなくEOS iTR AFは積んでくるでしょう。
あとは5Dsの弱い高感度を51200以上にもっていって欲しいですね。フルサイズ2400万画素でISO51200以上。うわー、魅力的です。そして価格は30万円前後(30万円以下なら即買い!)で。
分からないのは4K動画です。話題性としては4K動画と4Kフォト搭載といきたいところでしょうが、それで価格が上がってしまってはしかたありません。スチルカメラの方を突き詰めて欲しいですね。
4Kは、なんか凄そう(動画はあまり詳しくないのでその程度の感想です)なXC10というのが発表されましたので、そちらに任せて。
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2015-04/pr-xc10.html
どれを選ぶべきか?
8000Dと80Dは真っ向ライバルだと思います。より軽く安い方がいいなら8000D。ペンタプリズムの見えの良さと各部仕上げの高級感、絶対性能を求めるなら80Dでしょう。
画質は差が出るとは思えません。同サイズ・同画素数が予想されますので。
とりあえず8000Dを買って、80Dが出たら比較、80Dが良ければ8000D売却かなあ(^_^? ただ8000D、初値が95000円(kakaku.com)とかなり高価なんですよ。70Dが98000円(同)と考えると割高感は否めません。
5D MkIVはセンサーの違いによる絶対的な画質の差があります。使えるレンズも違います。特に評判の良いレンズをオリジナル画角で使いたい場合は、これしかありませんね。
果たしてX8は出るのか?
X7の正統後継。もう一年ぐらいこのままで引っ張りそうな気もしますね。
X7は機能・性能とも現在の基準からするとたいしたことはないのですが、あの小ささがいい。そしてEF-S24mm F2.8 STMの存在。このパッケージングを、価格上昇せずにリニューアルするのは難しいですね。そもそも高機能を積むべき機種ではないし。
ただ、キヤノンの1800万画素APS-Cセンサーの画質は改善して欲しいところです。
8000D、入手したら報告します。
この記事は2015/04/08に公開され、20 views読まれました。