ハッセルブラッドX1Dが正式発表されました。
2016年06月22日
Hasselblad Livestream Event June 22nd 14:00 (Swedish time)
ハッセルブラッドと言えば6×6判・中判カメラの雄、私の世代では「絶対に手が出ない」雲上の製品でした。
私が中学生の時、初めて自分でカメラを買おうといろいろと研究していると親父に「カメラならブロニカを買え」と言われました。こちらは6×7判。レンズは確かニコンが提供していたと思います。ゼンザブロニカ、創業者のゼンザブロウから名付けられたと聞いています。結局は聞く耳持たずにキヤノンF-1を買って今に至るわけですが、言うこと聞かなくて良かった。ブロニカなんて、もうとっくの昔に無いですものねえ。
それでもF-1を買うぐらいならもうちょっと頑張ってブロニカには手が届きました。しかしハッセルは別。一番安いウエストレベルファインダーと120判のフイルムバッグ、ツァイスプラナー80mm F2.8 T*の標準セットだって、とても「頑張って買おう!」と思える金額ではなかったのです。
高校時代、担任が「おい、俺の中古のハッセルを25万で譲ってやろうか?」と言ってきた時も「すごく安い!チャンス!でも手が出ない」という状態でした。
そんなハッセルブラッドもデジタル地代に迷走。NEX-9の外装を変えただけ(Lunar)、α99の外装を変えただけ(HV)の狂ったようなカメラをOEM元の5倍近い価格で発売し「名門も地に落ちたか・・・(T_T」と、いつ潰れるのだろう?とばかり思っていました。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/586/085/html/15.jpg.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/633731.html?ref=twitter
ところが突然のティーザー広告!
そして6月22日21時、ついに発表会のライブ配信開始!1時間近くもあるので飛ばし見してみました。
ガチの中判ミラーレスです。
ハッセルブラッド、死んでなかった!
しかもハッセルとしては安い約$9,000-。レンズがどのくらいか分かりませんが、とにかくお安いwセンサーサイズが同等のライカS2と比べると半額以下です。
相も変わらず、私にはなかなか縁がありそうにないカメラですが、こういうのが出てくると夢があってうれしい気持ちになります(^_^
とか記事を書いていたら、デジカメWatchに製品詳細が掲載されました。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1006549.html
Xマウント?もしかしてフジフイルムと共同開発で、後からフジの廉価版が・・・・???
この記事は2016/06/22に公開され、79 views読まれました。