EOS R50(Kiss後継)とEOS R10、どちらにするか脳内検討会議。
2023年04月02日
RFマウントでのEOS Kissの正統な後継EOS R50。
Kissのペットネームが消えてビックリしましたが、CP+2023で触って一目惚れしました。
EVFは価格なりに小さいのですが、動作はキビキビしていて、AFは価格差を感じさせないスピードです。なにより手の中にスッポリ収まるほど小さい!誰にでもお勧めできる機種です。
ただしキットレンズが、実につまらないRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMのみです。可愛いホワイトモデルも選べます。
あえて言うならEOS Kiss X10に対するX10iのようなEOS R10。
発表当時「LP-E17バッテリーか・・・」とガッカリした機種です。
操作系は以下の2点を除いて上位機とほぼ同等です。
- メモリースロットがバッテリー室と共用。
- AF/MFスイッチがある。
ところがキットレンズにRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMを選べます。キットで買うと大幅にお得です。
比較表。
ぽちろぐにとって重要なポイントのみ。
EOS R50 | EOS R10 | 考察 | |
---|---|---|---|
横幅 | 116.3 | 122.5 | 6mmは意外と大きい |
高さ | 85.5 | 87.8 | 優位な差無し |
奥行 | 68.8 | 83.4 | グリップの差なのでレンズを付けると差無し |
重量 | 375g | 429g | ホールディング時は差無し、運搬時未確認 |
バッテリー | LP-E17 | LP-E17 | 同一、追加購入必須 |
EVF | 236万ドット倍率非公表 | 236万ドット0.95倍 | どちらも小さい |
マルチコントローラー | 無 | 有 | R10圧勝 |
ストロボ | 内蔵 | 内蔵 | |
外部ストロボ | マルチアクセサリーシュー専用 | X接点あり | R50は実質的には外部ストロボ使用不可、無理に使うなら5000円程度のアダプタ必須 |
シャッター | 電子先幕/電子シャッター | メカシャッター/電子先幕/電子シャッター | |
ドライブ | 電子先幕最高12コマ | 電子先幕最高15コマ | 優位な差無し |
手ぶれ補正 | 無 | 無 |
ところでEOS R7は?
LP-E6が使えるのでEOS R6 Mark IIのサブ機としては便利なのですが、高価です。あえてAPS-Cモデルにする意味を考え込んでしまいます。LP-E6、良いんですけどね・・。もう少しでEOS R8買えちゃうし。でもR8は17だし。R5/R6スタイルの廉価機が欲しいです。思い切りシンプルなやつ。そもそも高速連写はぽちろぐには不要だし。
購入価格。
絶対的な低価格を求めるならばEOS R50+RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMキット一択です。マップカメラでは税込み11万円程度です。
ところがRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMを使いたいとなると
- EOS R50ボディ+RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM 99,990円+61,650円=16,1640円
- EOS R10+RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMキット 163,350円
と、ほぼ変わらなくなります。
バッテリーは同一なので、購入後にかかる費用も変わりません。
ネタ価値。
可愛い&ネタになる!と言ったらEOS R50のホワイトモデル一択ですね。
サブ機として。
EOS R6 Mark IIと持ち替えての使用感はR10一択です。
ただし
- バッテリーが共用できない。
- レンズの画角が変わってしまう。
という問題はAPS-C機を使う限り解消できませんね。
メインカメラとして考えるなら。
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、現在ライブ撮影でメインに使っているRF24-240mm F4-6.3 IS USMと最広角端を覗いてほぼ同等です。29-240mm相当です。750g→310gとなりますから、旅行時の運搬はもちろん、長時間撮影でもかなり楽になります。
RF-Sレンズには超広角ズームがまだありませんが、EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMにマウントアダプターを付けてしのぐという手もあります。
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMの記事はこちら。
旅行に行くとなると、超広角と標準ズームの2本は欲しいところです。贅沢を言えば明るい単焦点も。
うん、EOS R50もR10もEOS R6 Mark IIとは別シチュエーションのメイン機として使うのが良さそうです。すると「メイン機として必要十分」なのは・・・・・・??
あとはバッグに放り込んだ状態でEOS R6 Mark IIとどの程度差が出るか?というところです。さっさと現物を再確認しようっと!
この記事は2023/04/02に公開され、414 views読まれました。