I’m Back Film。フイルムカメラをデジカメにするパトローネタイプのアクセサリ。
2023年10月16日
数年前に記事を書いたはず・・・と思いましたが記憶違いでした。幸いブックマークが活きていましたので、こちらです。
パトロール内にセンサーを内蔵、フイルムのように引き出してカメラにセットします。パトローネ内にバッテリーとメモリがあり、充電とデータ転送はUSBケーブルで行います。
これで、どんなフイルムカメラもデジカメ化!!!
って、ジョークサイトなんですけどね(^_^; あまりよく出来ていて、しかも理想的なので当時は興奮したものです(気づけよ、あたし!!)。
今回は本物です。
I’m Back Film
Kickstarterで応援を募っています。すでに3000万円ほど集まっているようですね(2023年10月16日現在)。
センサーが固定されたパトロールをフイルムカメラにセットします。詳しい方法は動画で紹介されています。M型ライカへのセット方法は別の動画があります。
ちょっと触るの怖いかも(^_^;
キットにはパトローネ+センサー、シャッターボタン、バッテリー+モニタ+SDカードスロットとレンズが入っています。レンズはワイドコンバージョンレンズのようです。
センサーは「コストを重視したため」フォーサーズとなっています。コンバージョンレンズは、なるべく本来の画角で撮影できるようにするためですね。画質重視なら使わないという手もあります。
使い方は?
カメラのシャッターを押してからI’m Back Filmのシャッターボタン(コード付きの赤いボタン)を押すという手順のようです。カメラ側はバルブにしてセンサーの電子シャッターを使うのかな?
逆かな?赤ボタンを押してセンサーを待機させておいてからカメラのシャッターを使うのかもしれません。
動画で説明されているのですが、いまいち分かりにくいです。
各種設定はバッテリーに付いているモニタで行います。記録解像度、記録形式、動画設定等ができるようです。
歴史
I’m Back Filmの名前はだいぶ前にも聞いたな・・と思ったところ、2016年からカタチを変えながら開発され続けているようです。
これまでは根本的に原理が違い「フイルム位置にセットされた磨りガラスに写った画像をデジカメ(のようなもの)で撮影する」という、かなり力任せなものでした。そういえば他社と思いますが、スマホで撮影するというスタイルの商品がありました。けっこう話題になったけれど、あれはどうなったのかなあ?相当に不格好で、カメラを顔に押しつけてしっかりかまえる琴もできなかった気がします。
今回は大きな進歩ですね。
もしこのまま開発が続けば、冒頭の「re35」のような商品も可能かも?撮影ごとに画像を記録してセンサーをリセットする仕組みは必要だと思いますが、巻き上げレバーと連動させるとか・・・?
この先が楽しみです。
この記事は2023/10/16に公開され2024/01/23に更新、161 views読まれました。