少数派、キヤノンRFマウントの小型軽量MFレンズ:銘匠光学TTArtisan 50mm F2は新品で買えるオールドレンズ。

少数派、キヤノンRFマウントの小型軽量MFレンズ:銘匠光学TTArtisan 50mm F2は新品で買えるオールドレンズ。

久しぶりにINDUSTAR 61L/Z-MC 50mm/F2.8を引っ張り出して持ち歩き、料理等を撮っていました。

blank

blank

blank

blank

blank

blank

やはり、写りは好きです。テッサータイプでシャープでありながら、なんだか表現が軟らかいんですよね。

  • 最短撮影距離0.29mと、とても寄れる。
  • 絞りはマニュアル。電子接点が無いので電磁絞りは無理だし、開放測光なんてできないし。絞り環はクリックが無いので分かりにくい。
  • F2.8と、ボケを楽しむのはちょっと辛い。ただしF5.6あたりで現れる「ダビデの星」は面白い。
  • もともと細長い鏡筒にマウントアダプターがつくので、けっこう長い。バッグに入れにくい。
  • 意外と重い。
  • 50mmという名前だけれど実は55〜58mmで、ちょっと画角が狭い。

オールドレンズだからという以上に、マニュアルフォーカスでじっくり撮るから写りも変わってくるんだろうなあ?と、もう少し小さいレンズを探してみました。

写りの面で選べばZeiss Milvus 50/2M T*一択(ぽちろぐ調べ)なのですが、大きいし重いし高いし。

EOS 6D Mark II+Milvus 2/50Mをぶら下げて散策。

そこで目に留まったのが銘匠光学TTArtisan 50mm F2です。

blank

マップカメラの中古なら8500円〜!

50mm F2というのも良い具合、Milvus 50/2M T*と同じです。

Milvus 50/2M T*と違うのは

  • 最短撮影距離0.5m、あまり寄れません。
  • 電磁絞りではなく、開放測光はできません。

良いところは

  • 小さい。
  • 安い!

試写してみちところ使い勝手も悪くなく、嫌な二線ボケも無かったのでお迎えしました。

blank

拡大表示してピントを合わせます。

blank

派手な周辺減光があります。

blank

開放F2で「HAL」に合わせています。

blank

西口から東口のALTAが見えるのには違和感があります。今の時期だけですね。

絞り優先AEは良い具合に働いています。

blank

走り去る電動キックボードに合焦するようなことは無理。

blank

今時、席でタバコが吸える貴重なお店。

blank

たぶん外国人観光客の方が多くなってしまった「思い出の抜け道(しょんべん横丁)」。

blank

本当に露出は良い雰囲気です。

blank

上の写真と同位置。手前の草にめいっぱい寄ってみました。小さな虫が見えますか?

blank

犬も静止していれば合焦可能。

blank

花は近づいて撮るので、少しの風でピントがずれててしまいがちです。

blank

夜景以上に周辺光量落ちが凄い!しかしイヤではないです。マゼンタ?パープルかぶりもありますね。

blank

こういう色味は得意かも。

blank

金属の質感。柔らかいですね。

blank

RF50mm F1.8 STMでは撮ろうと思わなかった被写体。

全てRAWで撮影し、Lightroomでストレート現像しました。

一言で言うならば「面白い」です。

今のAFレンズはフォーカスリングとフォーカスの動きが完璧には連動しない(バイワイヤ)のため、マニュアルフォーカスしても気持ちよくないんですね。TTArtisan 50mm F2は価格の割に滑らかなフォーカスが可能です。「粘りのある滑らかな」とまではいきませんが、十分以上にピント合わせの快感が得られます。

オールドレンズ選びで悩んでいる人は、検討候補に挙げてみてはいかがでしょう?

この記事は2023/09/29に公開され、28 views読まれました。

blank

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Jpeg画像を添付できます。

少数派、キヤノンRFマウントの小型軽量MFレンズ:銘匠光学TTArtisan 50mm F2は新品で買えるオールドレンズ。 EOS R6II・R10・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。

Copyright©ぽちろぐ, All Rights Reserved.