ディスクユーティリティ.appでUSBメモリを消去できなくなっちゃったので、Macのターミナルで初期化。

ディスクユーティリティ.appでUSBメモリを消去できなくなっちゃったので、Macのターミナルで初期化。

古いASUSのVivoBook 200HAにWindows 10を再インストールしようと悪戦苦闘している最中に、インストール用に使用していたUSBメモリ(32GB)がフォーマットできなくなってしまいました。この経緯は別記事で詳しく。

USBメモリは消耗品なのでいさぎよく諦める・・・にはちょっともったいないなあ。そんな時はディスクユーティリティ.appの出番です。

ディスクユーティリティが使えないw

ディスクユーティリティとはこういう画面のやつです。「アプリケーション」「ユーティリティ」フォルダ内にあります。

スクリーンショット 2024 01 10 0.19.49 ディスクユーティリティ.appでUSBメモリを消去できなくなっちゃったので、Macのターミナルで初期化。

スクリーンショット 2024 01 10 0.17.38 ディスクユーティリティ.appでUSBメモリを消去できなくなっちゃったので、Macのターミナルで初期化。

ハードディスク・SSD・USBメモリ・SDカード、なんでも初期化できるし、FATフォーマットもできてしまう優れものです。

しかし今回の壊れたUSBメモリ、ディスクユーティリティ.appで認識はしますが、First Aidも消去も失敗します。「パーティション作成」でパーティション表示はしてくれますが+/-ボタンがグレーアウトのままでパーティション削除できません。こりゃ手詰まり・・・。

MacはLinuxコマンドが使える!

ということで「ターミナル」アプリを立ち上げます。

「アプリケーション」「ユーティリティ」フォルダ内にあります。ウィンクしているようなアイコンですね。

スクリーンショット 2024 01 10 0.19.04 ディスクユーティリティ.appでUSBメモリを消去できなくなっちゃったので、Macのターミナルで初期化。

Linuxでパーティション操作コマンドと言えば「fdisk」です。管理者権限が必要な作業なので

sudo fdisk -l

と・・・あれ?fdiskは動くけれど-lオプションなんて無いよ?と。パーティション削除のdコマンドもダメだし。これは何か違うらしい。

diskutilコマンドです

Macではdiskutilコマンドを使うのでした!

sudo diskutil list

USBメモリを見つけました。ディスクユーティリティ.appで表示されていた名前とも一致しています。

/dev/disk5 (external, physical):

   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER

   0:     FDisk_partition_scheme                        *31.0 GB    disk5

   1:                 Apple_Boot                         8.4 MB     disk5s1

   2:                  Apple_HFS                         31.0 GB    disk5s2

 

diskutil eraseDisk [フォーマット] [ディスク名] [削除したいディスクのIDENTIFIER]
例:diskutil eraseDisk FAT32 Untitled /dev/disk5

ディスクユーティリティ.appでは消去できなかったUSBメモリが無事に使えるようになりました。

コマンドライン、強力で良いですね。

この記事は2024/01/10に公開され2024/01/21に更新、45 views読まれました。

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