超かんたん、甘さが際立つトマトソースパスタの作り方。
2015年09月03日
25年も前にイタリアの友人(5人)が2DKのアパートに遊びに来て、一週間も滞在した時に教わったレシピです。
夏場だったのでゴロ寝だったけど、部屋が獣臭くなりました。やはり体臭が違うのね。
1〜2人前です。
材料
- ニンニク 半欠け
- 鷹の爪 1本
- オリーブオイル
- トマト水煮缶 半分
- ベーコン 適量
- ジェノベーゼ 適量(小さじ半分ぐらい)
- バジル 適量
- 塩
- パスタ 1人前50〜200g
作り方
ニンニクは半分に割り芯があれば取り除きます。
根元から細かく切れ目を入れます。切り離さないように手元を少し残して。
90度回して切ります。
包丁の先端を左手で押さえ、柄を上下してみじん切りにします。「アッシェ」というそうです。ニンニクは良く切るとそれだけで香りが立ちます。
私の包丁は有次のペティナイフです。バカみたいに切れます。刃が薄いのが使いやすいです。ステンレスはダメです。研げるやつで。なぜか写真はピンボケに。ごめんなさい。
http://www.aritsugu.jp/shopping/shop/products/detail.php?product_id=142
フライパンに鷹の爪・ニンニクを入れオリーブオイルを注ぎます。
中火で炒めます。香りが立ってきたら次へ。
拍子切りのベーコンを入れます。量は好みで。ベーコンの脂が味付けの重要ポイントです。
以前は近所の肉屋で、ちゃんと燻製したベーコンを売っていたのですが、残念ながら閉店。これはカルディの生ベーコン切り落としです。
ベーコン全体が白くなったらトマトを入れます。
トマトはこちら。1缶80〜120円ぐらいです。今回は半分使いますので、残りはガラス容器に入れ、ラップをして冷蔵庫で保存します。季節によって違うけれど1週間ぐらいは保ちます。
再沸騰したら鷹の爪は取り出します。辛味より香り付けが主目的ですから。
ジェノベーゼ(バジルペースト)を入れます。お勧めはイナウディ社のもの。カルディで買えます。
中弱火にして煮詰めます。
沸騰した湯に塩を加えます。塩は大さじ山盛り1ぐらい。1%の塩水って言ってもわかりにくいですよねえ。
バジルを用意します。
バラします。先端の若葉はきれいなので、別にしておきます。
パスタはディチェコのフェデリーニ(No.10・1.4mm)を使います。通常のスパゲッティーニ(1.6mm)でも、お好みで。フェデリーニは表示している6分より少なく、5分間茹でます。
常に軽く沸騰した状態を維持するように火加減します。
トマトソースはこの程度に煮詰まります。煮詰めるほど甘くなりますが、汁気が飛びすぎると食感が悪くなります。
パスタをトングで持ち上げ、フライパンでソースにからめます。
これではまだダメ。徹底的に持ち上げては混ぜ、持ち上げては混ぜを繰り返します。中火のままです。パスタがソースを吸います。
スパゲティは「パスタにソースをかけた物」ではなく「パスタにソースを吸わせた物」を喰うと教えられました。
トングで皿に盛ります。ソースが飛び跳ねないように注意して、ねじりながら置きます。なるべく高くなるように。フライパンにソースが残るので、それを最後にかけます。
パルミジャーノチーズは必ず塊で。これがけっこう高いんです・・。ラップに包んで感想しないように冷蔵庫で保存します。
チーズおろしはこちらがお勧めです。雪のように細かく摺れるので、結果的に使用量が減ります。
パスタにチーズをかけます。
最後にバジルを飾ります。若葉は中央に。
ポイント
- ソースに塩等は入れません。パスタの茹で汁の塩加減が命です。
- 茄子やズッキーニを焼いてトッピングすると合います。
- ブロッコリー・インゲン等をパスタと一緒に茹でて飾るのもありです。
- 最後にオリーブオイルをかけると香りが楽しめます。
この記事は2015/09/03に公開され、32 views読まれました。