α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

α7シリーズのカスタムキー設定機能、便利ですね!「どの機能をキーに割り当てようか?」と考えているだけで楽しくなります。

α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

http://helpguide.sony.net/ilc/1710/v1/ja/contents/TP0001548738.html

ソニーα7RIIIマニュアルPDFより。

しかしここで要注意。

α7RIIIは機能・性能面で素晴らしいカメラですが、操作性についてはまだまだなところがあります。最大の問題点は、キーの位置・押し圧が最適化されているとは言い難いことです。やたらめったらと使いもしない機能をカスタムキーに割り当ててしまうと「気づいたら設定が変更されていた」ということになりかねません。

  • 全てのカスタムキーを「未割当」にしてしまう。
  • タッチパッドは無効にする。

から始めてみましょう。

以前、NEX-7を使っていました。APS-Cセンサーですが素晴らしい画質に惚れ惚れしました。しかしコイツ録画ボタンの位置がとんでもなくて、ぶら下げて歩いているだけでビデオ録画オンなんてことがしょっちゅうありました。

ソニーのサポートに連絡して「ファームで無効化できないのか?」と聞いたところ「ビデオをよく撮るお客様には便利にお使いいただいております」とのアサッテな返事をもらい激怒しました。あたしゃデジイチで動画は撮らんのじゃー!!!

その後銀座ソニーで話を聞いたところ「実はファームアップデートでたいおうしますが、開発中です」と言われ一年も待ちましたがリリースされず。確かその半年も後になって新ファームが発表されましたが、その頃にはNEX-7を手放していました。

位置は悪い・ボタンは軽い、実際に使えばすぐに分かりそうな操作性に気がつかないところが「家電屋のカメラ」と言われてしまう理由なのでしょうね。

α7からはだいぶ改善されていますが、他のカメラメーカーに比べればまだまだ。機能・性能は素晴らしいだけに残念なところです。

さて。

α7RIIIにシグマMC-11、キヤノンEF50mm F1.8 STMを取り付けた状態で使いやすくします。

MG 1430 α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

まず頻繁に変更したい機能、ファインダーを覗きながらオンにしたい機能を考えます。

  • オールドレンズ使用時、ピント位置拡大したい。
  • ふだんはワイドAFエリアを使うが、遠近競合の場合に備えて「記憶AFポイント」に一発で切り替えたい。
  • シャッターボタン半押しでは瞳AFに対応していないレンズを使う時に、一発で瞳AFしたい。
  • AFエリアをフレキシブルスポットにしている場合、一発でセンターに戻したい。

・・・・以上w

  • 感度はオートISOならほとんど変更しないし、意識的に変更する場合はファインダーを覗きながら操作するということもないし。
  • ドライブモード変更も、ワンタッチで呼び出す必要はないし。
  • AFエリアの変更は、割り切ればワイドとフレキシブルスポット(センター)の2つで十分だし。
  • ホワイトバランスをワンタッチで呼び出す必要性が分からないしw

次に「ファインダーを覗いた状態で押しやすいキー」を探します。これは個人差が大きいと思いますが、以下の3つでしょう。

MG 1427 α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

  • AF ON
  • AEL
  • マルチセレクターの中央ボタン

 

MG 1425 α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

C1・C2は、初代無印α7ではシャッターボタンから指を下ろしたところにあり、ピント位置拡大を割り当てるとちょうど良かったのですが、現在はシャッターボタンから指を揚げなければならず、頻繁な操作には向きません。

MG 1429 α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

C3は、わざわざカスタム設定する必要があるとは思えない位置にあります。

MG 1428 α7RIII/α7IIIのカスタムキーはすべて「未設定」がおススメ。

Fnボタンは本来のファンクションボタンとして使いたいし、手探りでは押しにくい位置にあります。

コントロールホイールの下左右は敏感すぎるため、「未設定」を強くお勧めします。

まとめ

AF ON

最もよく使う「ピント位置拡大」を設定しました。シャッターボタンに指をかけながら楽に押せます。オールドレンズを使う方はぜひ設定を。純正またはその他のAFレンズしか使わない方には不要かもしれません。

「ピント位置拡大」をオールドレンズで使う場合、以下も設定しましょう。

ピント位置拡大時のオートフォーカス:オフ。

オンにすると、シャッターボタン半押しで拡大から復帰しないため、使い勝手が悪くなります。

AEL

瞳AFを設定しました。押している間だけ機能しますので、間違って触っても問題ありません。AF ONの次に触りやすい位置だと思います。

C1

「再押しするまで登録AF呼び出し」にしました。これ、実に便利です!EOSにも欲しいw

Fn

本来のファンクションをお勧めします。

その他

全て未設定がお勧め。

C3だけは間違って押すような位置ではないので、お好きな機能を。

タッチパッド

これも不意に設定が変更になる原因になります。無効を強くお勧めします。

Fnボタンで呼び出したい機能

私は以下を設定しました。

  • ISO
  • AFエリア
  • ドライブモード
  • フォーカスモード
  • 測光モード:高輝度優先とマルチ測光の切り替えに活躍
  • 手振れ補正焦点距離:ISO AUTO低速限界とセットで使用
  • ISO AUTO低速限界
  • 調光補正

以下はスペースが余ったので設定しました。

  • ピーキング表示
  • 優先記録メディア
  • ファイル形式
  • タッチ操作

いろいろと試してみてくださいね。

この記事は2018/03/07に公開され、86 views読まれました。

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