タムロン16-300mm便利ズームで新宿をお散歩撮影してみました。
2015年01月14日
タムロン16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)一本をEOS Kiss X7に付けて、新宿西口を撮影散歩してみました。夜、呑みに行くまでの3時間、首からぶら下げていてもまったく苦になりませんでした。
最広角です。逆光状態なので全体にコントラストが低く見えますが、看板類の色は鮮やかに出ています。
ショウウィンドウのクロワッサンを最望遠に近い277mmで撮りました。手持ちの1/125秒で少々手ぶれしています。脇を締めてそうとう落ち着いて撮らないと厳しい焦点距離です。なかなか近づいて堂々と撮るには気がひける被写体ですので、望遠は便利ですね。
植栽。この葉っぱ好きです。
奥行き感は出ていると思います。
200mm程度までは手ぶれの心配も無く、安心して使えます。この写真、意外とシャープに写ったのでビックリしました。眠くてシャープさに欠けるものになりがちなレンズが多いのですが。
「もののけ姫?」「鬼太郎?」と思いましたが、夜間のイルミネーションですね。枝には小さなLEDが無数に取り付けられています。
安定感のある描写です。派手すぎず地味過ぎず。そもそも135mmは大好きな焦点距離です。
逆光を撮ってみました。もっとキラキラして見えたのですが、露出が悪いのかレンズのせいなのか、やけに落ち着いたカットになってしまいました。これは再検証せねばなりません。
再度ショウウィンドウです。300mm近い望遠域で1/60秒ですが、手ぶれ補正が強力なおかげでほぼ手ぶれしていません。色も良い感じに出てくれました。この焦点距離を気軽に持ち歩けてしまうのがすごいですね。
店外に灰皿が用意してある、サザンテラスで唯一喫煙可能な場所です。明暗差がたいへん厳しいカットです。
同じお店を最望遠で撮ってみました。ファインダー像もフラフラすることなく、安定して狙えました。
感想
実に軽く、疲れません。
ズームロック機構がついていますが、使用せずとも勝手にレンズが繰り出してくることはありませんでした。
300mm(換算480mm)はVC(タムロンの手ぶれ補正機構)をもってしても、ある程度のシャッタースピードにしないと厳しい超望遠域です。しっかり脇を締めて撮っても1/250秒は必要に感じました。まあそれでもスゴイのですが、「公称4段分」とかいう数字を信用しすぎない方が良いでしょう。これは480mmのレンズを1/500秒で手ぶれせずに撮れる人を基準にしています。1/1000秒でも手ぶれする人も多いので、なるべくシャッタースピードは高くしましょう。
色はEFレンズに比べるとおとなしめに思います。
16mm(換算25.6mm)は15mm(換算24mm)と比べて大きな使用感の差を感じませんでした。ステージ撮影などの「微妙な距離」だとわかりませんが、スナップ撮影では15mmに執着する必要は無いように思います。
絞りは望遠側に合わせてF5.6絞り優先モードですべて撮影しました。F8より絞ると望遠側でシャッタースピードが稼げません。ISOを上げるとKissの小さなセンサーでは画像が荒れます。何よりスナップ撮影ではよけいな設定に気を取られずに、すぐに撮影できた方がシャッターチャンスを逃しません。かといってプログラムモードではつまんない(^_^;
希望
望遠側は200mmに抑えて、広角側を少しでも広げてくれるとありがたいです。
いっそ12-120mm F4.0の10倍ズーム(換算約20-200mm)なんてレンズが出たら飛びついてしまうのですが!
夕方からは美味しいお酒をいただきました(^_^
飲み屋でゴソゴソとバッグから取り出すには、少々大きすぎるレンズではあります。
この記事は2015/01/14に公開され、76 views読まれました。