EF-S10-18mm F4.5-5.6IS STMでパンフォーカス撮影を試してみました。

EF-S10-18mm F4.5-5.6IS STMでパンフォーカス撮影を試してみました。

来月のライブ「第5回邦楽トリビュートバンドフェスティバル2015」の撮影に備えて、EF-S10-18mm F4.5-5.6IS STMのパンフォーカス撮影をテストしてみました。

パンフォーカスと言っても、正しくは「適度な絞りで3m前後にピントを合わせて、どのぐらい被写界深度に入るか?」のテストです。文字にするとわかりにくい(^_^;

まずは取りたい写真。近いとこのぐらいです。ポジション取りによってもう少し近いかも。

_MG_0769

中間でこのぐらい。

_MG_0932

遠くてもステージの奥までいっちゃうわけではないので10mも離れません。

_MG_0835

要は2〜5mぐらいのところにピントが合ってくれればいいなあ、と。

EOS Kiss X7のAFは、コンデジとは比べものにならないとは言え、ダンサーを追いかけるには低速です。そこで「AFを解除、MFで固定してどのぐらいピントが合うだろう?」となりました。本来ならば三脚に固定して奥行きパターンを撮影し被写界深度を調べる・・・となりますが、現場では他の要素が複雑にからみます。

まずは「ピントリングに触ってピント位置がずれてしまう可能性が高い」こと。時々、再AFしてあらためてMF固定にする場合があること。絞りはステージの明るさからF5.6しか選択の余地がないこと。等です。

テスト開始

まずはモネにAF。約1.5mです(この時点で趣旨とはなれています)。

_MG_0631

ここでMFに変更。以後、同じピントで撮っています。

_MG_0639

2.5mほどですが、全体にピントが来ています。

_MG_0641

4mぐらい、かなり甘い・・というかピント外れてます。

_MG_0643

女の子にピントが合って、モネは被写界深度外。やはり手前は厳しいですね。

_MG_0655

やはりモネは外。

_MG_0661

全員ピントが合っています。

現場ではどうしましょう?

微妙に被写体との距離を変えて動きながら、ひたすらシャッターを切りました。シングルモードです。その最中にバッファが一杯になって待たされてしまいました。

さすがKiss!バッファ小さいわー。

焦点距離10mm固定、絞りF5.6固定で、思ったほど被写界深度は深くなりませんでした。F8だとまた状況は違うと思いますが、ステージはF5.6が限界です。ISOもできるだけ上げたくないし、シャッタースピードも稼ぎたいですからね。

バッファ問題もあり、一枚一枚ていねいに撮るのが得策なようです。

設定はAF・F5.6絞り優先モード・連続撮影・RAWというところでしょう。AFは他店測距が使えそうです。メインじゃ無い被写体にピントがいっても、被写界深度で間に合いそうです。ISOは1600-6400で状況によって変更するのが良さそうです。

結局、「フルオート」がちょうど良いということになりました。

この記事は2015/01/17に公開され、22 views読まれました。

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Jpeg画像を添付できます。

EF-S10-18mm F4.5-5.6IS STMでパンフォーカス撮影を試してみました。 - ぽちろぐ EOS R6II・R10・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。

Copyright©ぽちろぐ, All Rights Reserved.