ミノルタNewMD50mm F1.4試写の感想。
2015年11月29日
新しめ、30年ぐらい前のレンズ
INDUSTAR 61L/Z-MC 50mm/F2.8やZeiss JENA Flektogon 2.4/35・さらにはEF-S24mm F2.8 STMのように近接撮影能力の高いレンズばかり使っていると、いわゆる「普通の標準レンズ」の出番がありません。
せっかく大枚7000円も出して手に入れた(でも売ったら500円w)のミノルタNewMD50mm F1.4も、たまには活躍させてみようと引っ張り出しました。期待するのはもちろんF1.4開放の盛大なボケです!
先日Tessar 45mmで撮ったのと同じプランターを撮影しました。
こちらが先日の写真。
NewMDのF1.4開放では。
背面タイルが見事に溶けています。替わりに、主題である花もほとんどピント領域にありません(^_^;
ピーカンの順光では、開放F1.4だとISO100でも露出オーバーになりそうです。
あれ?そんなことより思ったほど背景がボケない。85mm F1.4ではトロトロにボケたのに。
こちらがその85mm F1.4開放。
被写体との距離、背景の離れ具合は同等ですから、焦点距離はボケに大きく影響しますね。開放F値の明るさに期待しすぎるのは注意だなあ。
- なるべく明るいレンズを開放で。
- なるべく望遠で。
- なるべく近寄って。
- なるべく背景との距離差を大きくして。
が、大きなボケを期待する鉄則ですね。
逆光も試しました。太陽は入れていませんが、右上にハロが出ています。しかし思ったほどのコントラスト低下はありません。
オールドレンズとは言っても30年程度でマルチコーティングですから、しっかりしたものですね。
色味はコッテリしていながら自然に感じます。立体感も十分にありますね。
しかし優等生だ・・わざわざオールドレンズとして使うには良い子すぎるかなあ?
この記事は2015/11/29に公開され、28 views読まれました。