RFレンズの本命、RF50mm F1.8 STMレビュー。
2020年12月24日
EOS Rの発売(2018年10月25日)から丸2年が経過、ついにキヤノンお得意の「撒き餌レンズ」50mm F1.8が発売となりました。いやあ、長かった!
念のためスペックを再確認しておきますと、
- RF50mm F1.8 STM
- レンズ構成5群6枚
- 絞り羽根枚数7枚
- 最小絞り22
- 最短撮影距離0.30m
- 最大撮影倍率0.25倍
- フィルター径43mm
- 最大径×長さ約φ69.2mm×40.5mm
- 質量約160g
EF50mm F1.8 STMから小さく・重くなっています。そしてフルサイズ用にも関わらずフィルター径43mm!マップカメラの通販で、うっかり注文し忘れたので明日買わなければ!!!
そもそも50mm大好きで一時はRF50mm F1.2 USMなんぞも購入したのですが、あまりにも大きく重く普段使いできないの。いくら良いレンズでも使わなければ意味ないやと「エイヤッ」と売ったら購入価格より高く下取りされましたw
こいつ(F1.8)はEF40mm F2.8 STM(パンケーキ)とまではいかずとも実に小型軽量です。50mm好きとしては付けっぱなし決定以外の選択肢がありません。ちなみにフードを外すとこんなに小さい。
残念ながらハーフマクロではありませんでしたが、30cmまで寄れます。だいたいの近接撮影では十分です。最大撮影倍率0.25倍だからクォーターマクロですね。
正面から
電源オフでは7枚羽根の絞りがF5.6?ぐらいに絞られています。ここまで絞ると七角形ですが、F2.8〜4程度までは円形絞りになるようです。また、フィルター径は43mmです。新型の方がフィルター径が小さくなるって、記憶にないなあ。
軽く触っているとやって来たミミをパチリ。
F1.8開放・近接なのでピントは薄いのですが、EOS R5の動物瞳AFにお任せで全く問題ありません。
背景が近過ぎるのでボケの様子は分かりませんね。EF50mm F1.8 STM(IIも同様)から光学系が変更されているので、ボケ味が改善していることを期待しています。
テーブルフォトもパチリ。
クリスマスメニューを欲張って、しかもワンプレートにしたら溢れた・・・というちょっと情けないオチでした。
RF35mm F1.8 IS STMマクロ、RF85mm F2 IS STMマクロと来て、やっとの50mm標準レンズ。RFレンズは無印単焦点が、スペックを欲張らずに低価格で良い物が出てきていますね。この調子で24mm、135mmとラインナップを広げていって欲しいものです。
・・・低価格???いや、ちょっと感覚が狂ってきているかも・・・85mm F2が7万円で低価格・・・???
追記:実写
ボケはEF50mm F1.8 STM(IIも同様)に比べるとトロトロですね。いやな二線ボケ傾向は抑えられているようです。良かった。
頑張ってハロを出してみました。F4。玉ボケが七角形になっています。円形絞りはF4までかな。
AFはRF35mm F1.8 IS STMマクロに比べると速いようです。小さくて軽いからかしら?EF50mm F1.8 STMとは全く違います。迷わないのが嬉しいです。「瞳AF(動物優先)」でスッとはな(黒いチワックス)に行きます。
解像度高そうですが、カリカリな感じはしません。残念ながら女の子ポートレイトを撮ることができなかったので、後日掲載します。
この記事は2020/12/24に公開され、250 views読まれました。