キヤノンEOS R3レビュー。実写「視線入力AF vs 動物優先瞳AF」と夜間ポートレイト。
2021年12月30日
でかいです、R3!アヤが持つと顔より大きいかも?特にRF24-70mm F4 L IS USMのような重量級レンズを付けると、片手で振り回すのはほぼ無理です。
そんなEOS R3がスナップポートレイトに使えるか挑戦してみました。なにせうまく設定してしまえば、
- 強力すぎる手ぶれ補正で歩き撮りも安心。
- 視線入力AFでAFポイント選択レバー(スマートコントローラー/マルチコントローラー)の操作すら必要なし。
と良いことずくめです!
結論から先に書いてしまうと、秒間30コマの超高速連写を省いてEOS R5/R6サイズに収めてくれたら最高!です。重いのだけが問題です。
動物優先瞳AFと視線入力AF。
相反する機能がどう働くでしょう?
とりあえず瞳AFは「動物優先」で。しっかりとはなの瞳をつかまえています。
そのままの状態で、視線入力AFでアヤを凝視。
ファインダーを覗いた時ははなに合焦していますが、視線入力AFポイントがアヤに行くと「瞳AF動物優先」を無視してあやの瞳に合焦します。
視線入力で被写体を認識して、瞳AFが使えれば勝手に認識する。
という感じです。
なんともはや、凄すぎる。フイルムカメラ時代の視線入力AFはAFポイントを選ぶだけで、その先の被写体認識は無かったですからね。当時とは全くの別物です。当時の感覚に捕らわれている人はぜひ体感してください。
同じ所でEOS R5+RF50mm F1.8 STMで。
カメラのサイズ感は、やはりこちらの方がしっくりきます。
練馬大根。
散歩途中で「練馬大根」を見つけました。
長いこと練馬にいますが、買うのは初めて。「細長い」と聞いていましたが、とにかく大きくて重いです。
女の子に重い物を持ってもらってしまった(^_^;
さて、暗所AFです。
まずは玄関前、満床ロビーの照明が漏れているので危なげなく瞳AFが効いています。レンズはRF85mm F2 IS USMマクロを使いました。開放です。
少し移動してほぼ真っ暗。通り過ぎる車のライトは逆光だけです。
ISOは最高で20,000になっていますが、全く問題ありません。
LEDライト。
ところで、LEDライトを購入してみたのでそちらもテスト。
うわっ、むっちゃ明るい!
ただ、照射角はかなり狭いようです。あと光質が固いですね。ディフューザーを工夫して使用すると良いかもです。歌舞伎町を歩きながらスナップポートレイトを想定しています。ストロボは使いたくないですからね(目立ち過ぎる)。
USB-C充電式で大光量・コンパクトなものを選びました。クリップ音ストロボと比べても大きくはありません。演色もできるし、これから活躍しそうです。しかも安い。
今回はテストですが、ポートレイトにも、もちろん本命のライブ撮影にもバッチリ使えそうで安心しました。しかしEOS R3を振り回す体力つけないとヤバいなあ。
この記事は2021/12/30に公開され、148 views読まれました。