iPhone 15 Pro MaxのUSB-C接続、異様に遅くないですか?
2023年10月04日
USB2.0の速度しか出ていないのでは?
昨日から使い始めたiPhone 15 Pro Maxですが、Mac(母艦)とUSB-Cケーブルで接続して
- ミュージック(旧iTunes)
- 指定フォルダにアルバム別にまとめられた写真
- iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ(ローカルのバックアップを暗号化)
を行ったところ、およそ2時間かかりました。
iPhoneストレージの使用状況は80.96GBです。
10Gbpsで1GBのデータをコピーするのにかかる時間は約1秒(論理値・最高)です。
こちらのサイトで計算してみると
https://note.cman.jp/network/speed.cgi
伝送効率が10%でも12分弱。仮に「行って来い」で倍にしても23分強。実際にはUSBハブがUSB3.0仕様なので最高速度は5Gbpsですので、それでも45分。「伝送効率10%ってなんだよ」という譲歩をしても、それより遅いとは?!
ところでUSB2.0の480Mbpsで計算してみると
より、実働時間に近い数値が出てきます。
システムプロファイルを確認すると「最高5Gb/秒=5Gbps」と表示されます。
ところがケーブルをUSB Type-A→USB-CのUSB2.0タイプとUSB3.1 Gen2タイプ(買ってきました)を交換しても「最高5Gbps/秒」で変わりません。
試しに同期する写真フォルダに1.03GBの動画ファイルを追加してコピーにかかる時間を、MacOS 17の時計ウィジェット(ストップウォッチ)で計測してみました。
52秒かかっています・・・。誤差はかなり大きいですが、5秒とか10秒ではないです。5Gbpsの理論値であれば1GBのファイルは2秒でコピーされます。
USB3.0接続の外部HDDに同ファイルをコピーしたところ、5秒でした。
これは、このままでは高価なiPhone Proモデルを購入した意味が半分失われます!Appleからの正式な釈明を待ちたいところです。
その他の不具合。
「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」に設定してもiCloudに戻ってしまう。
なぜかiPadと表示されていますが、毎回「”iPhone”から写真を読み込み中」で異様に待たされる。同期するフォルダを変更していない場合、待たされるだけで何もしない。
この記事は2023/10/04に公開され、271 views読まれました。