「Creative Cloud 同期済みファイルの提供終了」って、いったい何だ?を徹底確認。
2023年12月20日
2023年9月23日、Adobeから「2024年2月1日をもってCreative Cloud 同期済みファイルの提供を終了する」と案内がありました。これがどうにも意味不明ですので、現状整理・対策を確認します。
結論
https://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/kb/eol-creative-cloud-synced-files.html
これを読んで「何が起きるか」を正確に理解できる人はすごいなあと思います。
- MacやPCから「Creative Cloud」というフォルダにアクセスできなくなる。
- クラウド上のCreative CloudとMacのCreative Cloudフォルダは同期されているが、これは停止される。
- クラウド上のCreative Cloudにあるファイルは削除される。
ということが読み取れます。
iPadのFresco(お絵かきソフト)で作ったファイルはCreative Cloudに保存されるけど、どうなっちゃうの?!というのが個人的に最大の問題です。
- MacやPCからは直接アクセスできないCreative Cloudに、今まで通り保存される。
- フォルダとして使えたCreative Cloudのスペースは無くなる。
が正解ですね。
上記リンクをクリックするとCreative Cloudのファイル一覧を見ることができます。
画像したの…をクリックするとダウンロードできます。
画面下部には本記事で取り上げている注意事項が表示されています。
Frescoに限らずiPadやiPhoneのAdobeアプリで作成されたデータは、MacやPCからフォルダとしてはアクセスできないCreative Cloudにこれまでと同様に保存されます。
ここからは想像ですが、
- Adobe Creative Cloudを契約すると、100GBのストレージが付いてくる。これがCreative Cloudと呼ばれている。AIやPSのセットもCreative Cloudと呼ぶので混乱しがち。
- 100GBのストレージはAdobeの思惑としてはイラストレイターやフォトショップ、Fresco等の保存や共同作業のために使ってもらいたい。
- しかし普通にフォルダとして使えるために、別目的でフルに使う人が多かった。
- Adobeの当初想定よりストレージ用サーバの負担が大きくなった。
- 「フォルダとしては使えないようにしちゃえ!」となった。
というところでしょうか?真実は分かりません。
すると問題は
- iPadやiPhoneで作ったデータをMac/PCで仕上げたい場合のファイルのやりとり。
になります。
ここから先は後日書き直します。
検証
Frescoで描いてPhotoshopで仕上げたい
Frescoで手描きしてPhotoshopで細かいところを書き込んだり、最終仕上げをしたいということがよくあります。合成はフォトショで!ということも。
https://www.adobe.com/jp/products/fresco.html
Fresco、いいですよね。iPadだけでなくiPhoneでも使えるし。iPad・iPhone・Windows版のFrescoは無料で使えます。Mac版が無いのはなぜなのでしょうね?
iPadのFrescoで描いた絵をiPad版のPhotoshopと連携するのは簡単です。Frescoでクラウドに保存したファイルをそのままPhotoshopで開けます。
問題はMacやPCのPhotoshopと連携したい場合です。
Frescoで保存
正式に公開された資料が見つかりませんが、Frescoのネイティブファイルフォーマットは.psdのようです。Frescoで保存したファイルをCreative Cloudからダウンロードすると.psdとなっています。
https://assets.adobe.com/cloud-documents
後日書き直します。
この記事は2023/12/20に公開され2024/01/22に更新、621 views読まれました。