どう考えても「これは無い」としか

以前も書きましたがキヤノンの外付けEVF、EVF-DC1の出来が良い上にPowerShot G1 X MkII、EOS M3、そして新型のPowerShot G3 Xで共用とあって、いい戦略だなあと思っています。量産効果で価格もこなれますね。

EOS M3は「欲しい！」「けれどたぶん使わない」と購入をあきらめましたが、今度のG3 X、24-600mmの超・高倍率ズームで、EVFが+3000円で付いてくるとあって興味津々でした。小さくはないけれど、悪くない形です。

ソニー製の1インチセンサーも期待できます。ダイヤルの赤いリングは、ちょっと抵抗ありますが・・。

店頭で持ってみると、軽い！握り具合も最高！バッグに入れるには少し大きいけど、600mmがこのサイズなら、必要な時には心強いなあ〜と、レンズのリングをグルグル。

「あれ？プログラムシフトしかしないぞ。そうか、機能設定で変えるんだな？」

結論：グリップの良いレンズの太いリングは、ズーミングには機能設定できません。

ありえないでしょう！？

露出モード毎に設定できる機能が違うのですが、どのモードでもズームはメニューに出てきません。ズームはシャッターボタン周りの小さいレバーでやってください、と。店員さんにも聞いたので間違いないはずです。

これだけ立派な格好をしているのだから、いっそマニュアルズームで良かったんじゃないのかしら？私の好みは圧倒的にマニュアルズームです。沈胴というわけでもないし（実際には電源オンで微妙にレンズが繰り出します）。

コンパクトデジカメでマニュアルズームと言えばフジのX30、旧型のXF-1ぐらいしか思いつきませんが、どこか出さないかなあ？