ソニーα7にはやはりツァイスが似合いますが、FD28mm F2.8 S.S.C.もなかなかです。
2015年08月16日
フジヤカメラの掘り出し物
実は「コシナ24mm F2.8 FDマウント」がありましたが、ジャンクで5000円!絞りリングの動作が怪しく、悩んだ末にパス。4000円のFD28mm F2.8 S.S.C.を購入しました。
あれ?ヤシコン・ツァイスが大幅増加!
- プラナー1.4/50
- プラナー1.4/85
- ディスタゴン2.8/28
「昔はRTSを使っていた!」「JBLは4343使っていた」(すべて過去形)の先輩から強制的にお借りしてきました。だって、使えるボディを持っていないんですもの。私がありがたく試させていただきます。
まずはNewFD28mm F2.8 S.S.C.で中野散策
写真居酒屋ときのん50/1.4。楽しいです。
http://tokinon5014.main.jp
ピント拡大のお世話にならずとも、ほとんどスイスイと合焦します。花の写真ぐらいですね、ピント拡大を使うのは。特に文字の入っている風景はピント合わせが楽です。これが大自然相手となると話が違うことでしょう。
発売は1979年、38年前(*_*;
http://web.canon.jp/Camera-muse/lens/nfd/data/fisheye-35/nfd_28_28.html
MFしか無い当時のレンズですから、当然ピントリングの動作はスムーズです。STMのように、バイワイヤで「んくっ」と遅れる感じはありません(当然)。
街撮りには良い焦点距離ですね。24〜50mmは、どれも個性がありながら慣れてしまえばどれか一本でイケてしまう力がありますね。
これ以上の描写力は、スナップでは望んでもしかたないかなー?もっととろけるようなボケ、カリカリの解像度、その両立。色乗りの良さ。望めばキリはありませんが、「絞りを決めて・ピントを合わせて・シャッターを押す」。けっこう満足できるレンズです(女性を撮ったり、仕事の時はそんな呑気なことは言えませんが)。
- 50mmはニコンと、できればエルマー5cm f3.5を使ってたみいものです。エルマーは3万円ぐらいはするので、ちょっと大きな出費ですね。
- 24mmは程度の良い出物があればなんでも。
- 35mmはEFレンズをつけてみようと思うのですが、EF-Eマウントアダプタの手頃な物が見つかりません。ディスカバーフォトの通販しかないかなあ?と思うのですが、どんなもんでしょう?
仕事で使う14〜17mm、最初はFD17mm F4を狙っていたのですが、新品のサムヤン14mm F2.8がそれより安く、さらに評判も良いと聞きました。約3万円ですごいレンズが入手できます。これしかなさそうですね。
ツァイスの試写は後日報告
85mmで女の子を撮らせてもらいました。あえて開放で。
選択・現像したら報告します。
「あ、ツァイスだ!」という絵になりましたよ。
α7、実用時の不満がそろそろ出てきました
- シャッターストロークが長く、半押しの「段差」が無い。ソフトレリーズで解決するか、改造か、検討中です。
- 悪評高きグラグラマウント。【焦点工房オリジナル】焦点工房オリジナルブランド SHOTEN METAL E-MOUNT / メタルEマウント …かな?
- やはり触れては変わってしまう露出補正ダイヤル。パーマセルテープの出番です。
- 1/3・1/2が選べる露出段階設定。なぜ1段が選べない!?
- バルブ露出時に勝手に処理される「ノイズリダクション」。あまりに時間がかかりすぎるのでオフにしたいのに、
設定が見つかりません(落ち着いて調べたらメニューに「長時間NR」があっさり見つかりました)。どうせLightroomで処理するのでいらないんだけど・・。 - 押しにくいC2ボタン。そもそも表示の拡大・縮小ボタンは、EOSのように横並びにして欲しいですね。
- 附属のストラップ。滑りが悪すぎ、固いです。滑りを要求するのは、私が2〜3台体制でカメラを使うから。滑ってくれないと、スムーズに良い位置に持って来れません。これは買い換えればすむ問題です。
- USB充電。うーむ。。充電器は附属して欲しいものです。
- 電子先幕シャッターが無音で、いつシャッターが切れたか分かりにくい。電子先幕シャッターをメニューでオフにできますが、シャッタータイミングがますます遅くなります。動き物を撮りたいわけではないので大きな問題ではないのですが、こんなに遅くなくてもいいのに・・とは思います。
- 前後コントロールダイヤル。誰がデザインしたんだよ(T_T??オールドレンズ+Avモードでは使わずにすみますが。
- バッテリーの減りの早さ!EVFか背面モニタが常時点灯ですからしかたないのですが、早速「パチモノ・バッテリー」を注文しました。人柱になってみます。
逆に意外とすんなり慣れたのは
- シャッターボタン位置。7IIと比べて「なんでこんな位置に?」と言われますが、昔のフイルムカメラはみなこうでした。
- ピント位置拡大のC1ボタン。うん、問題無し!
- ISO感度変更を背面ダイヤルに設定せず、QuickMenuに指定。勝手にコロコロ変わってしまうよりも、ほんの少々の手間がかかっても確実な方が使いやすいです。
- SDカードの挿し方。最初はとまどったし、斜めになりやすかったのですがすぐに慣れました。
- やたらと飛び出しているアイカップ。NEX7の時はこのアイカップがすぐに外れて紛失したものですが、α7のは頑丈にくっついています。
- EVFの色味。すぐに慣れました。画面無いの情報表示は何もしていません。クリアなファインダーって素晴らしいです。
それぞれ解決したら報告します。
さすがα7!素晴らしいと思うのは
- 大きなEVF。想像しなくてもボケ具合を見たままに確認できるのはEVFの特権ですね。α7IIを選ばなかったのは価格が一番大きな理由ですが、EVFが変わっていないことも「無印」を選択する理由になりました。
- EVFなので情報表示が自由自在。店頭では「水準器」「グリッド」と情報表示オンパレードですが、実際には何も表示していません。マット面(という言い方もフイルム時代ですが)でピント合わせをするので、よけいな情報は邪魔なだけです。おかげでフレーミングの自由度も上がりました。
- その大きなEVFは色味も良く、隅々まで歪み無く楽に見渡せます。倍率は0.7倍。ちょうどいいですね。
- ホールディングの良さ。初めてデジイチを使った時「なんでこんなに厚いんだ!?」とビックリしたものです。フイルムカメラは薄いですからね。やはりこれぐらいが良いサイズです。
- 2400万画素フルサイズセンサー。やっぱりソニーのセンサーは素晴らしかった!色味も自然ですね。まだ高感度耐性は試していませんが、ISO200-1600には大満足です。当然、フルサイズなのでボケも大きく気持ちの良い写真が撮れます。
この記事は2015/08/16に公開され、39 views読まれました。