α7(無印)購入から半年、Eマウントレンズ0本で使い込んだ感想。
2016年03月11日
α7発表時
「誰も作らなかったカメラ」というキャッチコピーにさんざんなツッコミを入れまくった私ですが、α7IIも出てしばらくたつというのに値落ちした無印を購入しました。しかし「Eマウントレンズは買わない」と決めました。私のメインシステムはあくまでEOS。α7は、フルサイズセンサーでキレイ、マウントアダプター遊びができる、ソニーのセンサーは好き!ということでの購入なので、システム根幹に関わるレンズは、EOSで使えないものには手を出さないぞ、と。
身体はいいけど心は赦さないわよ、的な?
α7、ほとんど不満がありません!
スイッチが軽いとか、操作性が悪いとか、なんでこんなところにボタンがあるんだ?とか、なんでこの設定が無いんだ?とか。
そんな決定的な不満が見つかりません。Eマウントレンズが無いのでAF性能についてはまったく言及できませんが、とにかくそれ以外の「カメラとしての性能・操作性」に不満点が無いのです。これは意外でした。NEX-7の時は、本当に不満だらけだったのに。
強いて悪い点を列記してみます。
- シャッターボタンの半押しクリック感がまったく無い。シャッターボタンでAFロックは、たぶんできないでしょう。
- SDカードを差し込む向きが、妙。
- SDカードの初期化が妙に遅い。
- マウントがやわい(押すとグラグラします)。これは精神衛生上、かなり悪いです。
- 再生時、拡大ボタン(C2)がとても押しにくい。「設計が終わってから背面モニタを無理矢理チルト式にしました」的な。
- 標準のアイカップは深すぎる。眼鏡をかけていると大幅にケラれる。
- 新型アイカップはケラれないが、ゆがみが大きく出ることがある。一長一短。
マウントのグラツキは「精密機械としてどうなんだ?」という気がしますが、他は致命的な欠点とは言いがたいものばかりです。
良い所は1点です。
フルサイズの良好なセンサーにマウントアダプター経由で好きなレンズが付けられて、本来の画角で使える!
CP+で発表になったシグマの純正アダプターは期待大。たいへん評判の良いシグマのArtレンズをソニーの素晴らしいセンサーで使えてしまう。楽しい!
これまで使ってみたレンズ
- EF35mm F2 IS USM
- EF50mm F1.8 STM
- EF-S24mm F2.8 STM
- EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
- EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
- EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
- NewFD 28mm F2.8 S.S.C.
- LZOS INDUSTAR-61 L/Z MC 50mm F2.8
- LZOS INDUSTAR 50-2 50mm/F3.5
- Flektogon 35mm F2.4 MC
- New MD 50mm F1.4
- Distagon 2.8/28 T*
- Planar 1.4/50 T*
- Planar 1.4/85 T*
- Tessar 2.8/45 T*
- Distagon 2.8/28 T*
- Super Takmar 50mm F1.4
- Jupiter-9 85mm F2
- Meyer-Optik Domiplan 50mm F2.8
- PENTACON auto 50mm F1.8
- PENTACON auto 2.8/29
- ズイコー50mm F1.8
EFレンズはEOS用の現役ですので除外するとして・・・よくまあこんなに使ったなあ(*_*;
結論、私の好みはカリカリシャープで解像感&コントラスト高めのツァイスでした!それも新しいのの方が好み!ああ、貴重なオールドレンズを使い倒した結果がこれとは(^_^;
LZOS INDUSTAR-61 L/Z MC 50mm F2.8は最短撮影距離が短く、デザインが秀逸(独特?)で、ダビデの星ボケというオマケがついていて色のりが良く愛用しています。
他はPlanar 1.4/50 T*とFlektogon 35mm F2.4 MCを使うことがほとんどです。
さらにお試しで新しいMilvusやシグマのArtレンズを付けてみると、そちらの方がもっと好みでした。新しくて性能の良いレンズは大きすぎるのが難点なんですけどねえ。コンパクトで性能の良いMマウントツァイスは、最短撮影距離が遠すぎるし。
これからやりたいこと
シグマのArtレンズを揃えて、新型のMC-11マウントアダプターを早く使いたいですね。
ソニーセンサー+Eマウント+シグマArtレンズ、楽しみです。
この記事は2016/03/11に公開され、34 views読まれました。