9200117035641291ぽちろぐEOS R6II・GR III・α7IIIの実体験お散歩カメラブログ。EOS M5に超便利ズームEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMを導入しました。使い勝手がまったく変わります。
EOS M5に超便利ズームEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMを導入しました。使い勝手がまったく変わります。

EOS M5に超便利ズームEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMを導入しました。使い勝手がまったく変わります。

広角端がフルサイズ換算29mm相当ということでためらっていたEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMを、ついに導入しました。理由は「値頃感が出てきて・ポイントがたまって・望遠をスナップで使う必要が出てきた」からです。

同等の便利ズームといえばEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM(/USM)がありますが、私のはEOS 7D Mark II用にEF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMと差し替えてしまいました。さすがにこいつはEOS M5に付けるには大きすぎて重すぎます。「今日は望遠も広角も欲しいなあ」という程度で持ち出すにはオオゴトになりすぎます。

そこでEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMの購入です。

これまでためらっきてたのは

  • けっこう高価!プラスチックマウントなのに・・。
  • F3.5-6.3とF値変動が大きく、使いにくい気がする。

の2つが理由でした。しかし需要が上回ったのです。

相変わらず、メインはEF-M22mm F2 STMです。

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EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMの活躍は減るか、無くなるかも?「小さい」というメリットは、沈胴による扱いづらさでスポイルされています。

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タイトなシステムが完成

EF-M22mm F2 STMやEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMに比べれば長いですが、凹凸の無いデザインのおかげでタイトなスタイルになりました。首からぶら下げてもバッグに入れても邪魔になりません。

直接のライバルは

  • タムロン18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) (460g)
  • タムロン16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)(540g)+マウントアダプター
  • シグマ18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM(430g)+マウントアダプター

同等のマイクロフォーサーズ用コンパクト高倍率ズームは

  • タムロン14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)(285g)
  • パナソニックLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.(260g)
  • オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6(285g)

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMは300gですが、ここまでストレートなデザインは他にありませんね。

ただし上でも述べたようにF3.5-6.3とF値変動がたいへん大きいです。だいたい2段分変わります。こうなるともう、広角端と望遠端で別のレンズみたいなものです。この問題を考えた使い方をしないといけません。

使い勝手

大嫌いな「沈胴ロックスイッチ」も無く、鏡胴のほとんどをズームリングが占めています。使い方に戸惑うことは絶対に無いでしょう。

問題はF値変動です。明るい屋外でのスナップでも、なるべくボケを活かすように開放付近で使おうとすると、ISO感度をいちいち決定している余裕がありません。

ここはISOオートを使いましょう!

望遠端でも1/60秒とか設定されることがありますが、強力(約4段分)の手振れ補正のおかげで、しっかりかまえれば手振れの心配はほとんど無いでしょう。動き物を狙う場合には、被写体ブレの方が問題になるくらいです。

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画角

広角端。

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望遠端。

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広角端。キウイですよ〜。

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望遠端。

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なんでも撮れちゃいますね!

広角端はフルサイズ換算29mm相当ですので、スマホのカメラと似た感覚です。15mm=フルサイズ換算24mm相当ぐらいあると一眼らしい広角効果がはっきりしてくるのですが、そこまで望むと筐体が大きくなってしまうし。ここは「望遠側に強い」を良しとしましょう。

最短撮影距離では、2cm程度の花が広角端でこのぐらいに写ります。

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画質

主要被写体と背景の距離が半端だと、盛大に二線ボケが出ます。これはうるさい!

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背景との距離差が十分にあると、ボケはなめらかになります。

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高倍率ズームとしては「極端に悪くは無い」というレベルでしょうか?積極的に「これでポートレートを撮りたいなあ」とは思いませんが、記録用にスナップする目的では十分ですね。

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解像感は十分にあります。

ちょっと気になったのは「色ノリ」です。かなり浅め。EF-M22mm F2 STMと比べると、アッサリというか薄いというか。私はLightroomで「自然な彩度」と「彩度」を両方とも+20にしました。

標準状態。

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+補正した状態。

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RAW撮影の方は気にしてみてください。jpegでは自動補正されるようですね。

5軸手振れ補正動画撮影

EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMとともに、動画撮影時のみボディ内蔵5軸手振れ補正機能が使えます。なんでスチール写真では使えないんだろう?

鶴見六百率いる金町タイマーズ!カラオケ仲間です(^_^; 忌野清志郎トリビュート。これは2017/05/27新中野「弁天」でのライブです。

ご覧の通り、ぶれない!いやはや、こくんなに強力とは思いませんでした。

総括

お散歩カメラ・お散歩レンズとしてはEF-M22mm F2 STM推しの私ですが、旅行・花撮り等、どうしても準広角一本・画質優先では対応しきれない場合があります。そんな時にEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMはお勧めです。特に望遠側の「こんなにアップにできる!」という楽しさはありがたいものです。

それでも「写真は、カメラマンが動いて撮る」を忘れないようにしましょうね(^_^

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この記事は2017/05/28に公開され、196 views読まれました。

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