EF-M28mm F3.5 IS STM マクロ初陣、ロケハン兼ねて石神井公園・三宝寺池を散策しました。
2017年06月04日
悩みに悩んでいたEF-M28mm F3.5 IS STM マクロが届きました。
EF-Mレンズで唯一の標準焦点域(フルサイズ換算45mm相当)の、手振れ補正付きスーパーマクロレンズです。45mm相当の画角は50mmと同様、それ以上に使いやすい万能画角です。
悩んでいたポイントは
- 沈胴式で使いにくい。鏡胴固定なら即決してたというほど、悩みポイントでした。
- F3.5と暗い。せめてF2.8ならもっと早く買っていました。
の2点です。
まずは使い勝手について。
フード無し、沈同収納状態。スタイルはいいですね!
キャップを付けたまま沈胴から繰り出したところ。レンズ先端に対してキャップが浮いています。これでガッチリとはまっているのですが、かんたんにひっかけてキャップが落ちそうです。
標準撮影状態。これで無限遠から等倍まで撮影できます。
スーパーマクロモード。繰り出し量に変化は見られないため、内部のレンズが動いているのでしょう。
付属のフードを付けた撮影状態。スタイルはスポイルされますが、安全だし、小さい割にフード(遮光)効果は高そうです。『フィルター径43mm』とは、この状態のことです。
これにキャップを付けるとかなり不格好です。
やはり沈胴にせず、当たり前に作って欲しかったなあ。「沈胴にしたので画質が良くなりました!」ってことは絶対にないですものね。
沈胴ロックスイッチと照明スイッチ。照明スイッチの位置は絶妙で、手がかりが無い割にススッと操作できます。
対して沈胴ロックスイッチは前方に押し出すタイプで、操作しにくいことこの上ないです。
フード+43mmフィルター+キャップはあまりにもイヤなので「そのまま付けられるフィルターは無いか?」と情報を探したところ、Kenko UVレンズフィルター モノコート UV ライカ用フィルター 22mm (L) 黒枠 紫外線吸収用 010402というのが合致するようです。ネットの書込では「最後までカッチリとはねじ込めない」「LEDライトは蹴られるかもしれない」「キャップはライカのかぶせ式が使用できる」とのこと。私はテストしていないので、導入する方は自己責任で。試したら教えてくださいね!
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多少の不安は残りますが、持ち歩きはフィルター無しになりそうな雰囲気です。
キャップのみ付けた状態。ロックは解除。
キャップを取り外した状態。前玉は最前面に近いので、ちょっと不安です。
石神井公園は案外と広い!
エミリの撮影も溜まっているし(^_^;
いろいろと行ってみたいところ(長野県千代田湖畔/神奈川県丹沢湖奥とか)はあるのですが、今は体調を考えて近場を開拓します。一番近い光が丘公園と違って、石神井公園は石神井池・三宝寺池と2つの池があるし、古くて雰囲気があり圧倒的な自然です。
ロケハンと散歩・EF-M28mm F3.5 IS STM マクロの試写を兼ねて行ってきました。車は駅前のクイーンズシェフ駐車場に置いて、およそ3時間・8キロほどの散策です。
駅前は再開発されてやたらときれいですが、50mも離れると怪しい雰囲気満載です。EF-M28mm F3.5 IS STM マクロは、当たり前に標準画角の単焦点レンズとして使えます。
マクロじゃなくても撮れるけど、変な人形発見!
イタリアンレストランの看板でした。
雲も風もあり、良い天気!ちょっと日差しがきついのはしかたありません。光が回らないので、撮影には厳しい条件ですね。
釣り人に混じって、ラジコンボート遊びのおじさん達。
立派なボートです。とても優雅に走っていました。人形が乗っている舟は、船頭さんが漕ぐという!
こちらの蝶はミツを吸っているのか、なかなか逃げません。
F3.5と暗いとはいえ、遠近差があると背景はそれなりにボケてくれます。ボケは潰れ傾向にありますが、二線ボケ傾向は見られず穏やかです。
単焦点なので画角が決まっていて「切り取る」感が強いです。やっぱり標準レンズ好きだ−!
ランチは「孤独のグルメ」にも出てきた豊島屋でカレーライス700円。学食なら200円だな。しかしこういうのはガチャガチャ文句付けちゃいかん(^_^;
最近はEF-S24mm F2.8 STMといい、EF-M22mm F2 STMといい、準広角ばかりをお散歩のお供にしていたので、28mmはかなり狭く感じます。しかし一日歩くと、やはり28mm(フルサイズ換算45mm相当)の方が私の感覚には合っているように感じました。
ロケハン
ロケハン目線で見ると、モデルに立ってもらって良さげな場所は多数あります。狭くて広がりを感じるところ、好きです。
昼間の木漏れ日も良いですが、早朝、柔らかい光が回る時間帯を再チェックしてみたいですね。
ちょうど蓮の花が咲いていました。
満開はもうちょっと先、来週かなあ?全部咲いたら見事でしょう。平日でも覗きに行ってみようと思います。
今回はあえて他のレンズを持ち歩かなかったため、このようなシーンでは困りました。池にジャブジャブ入っていくわけにはいかないですものねえ。
マクロ能力
大きく撮れます(^_^ /
スーパーマクロモードは、よほどじゃないと出番は無さそうです。キヤノンはカタログスペック好きだからなあw少なくとも屋外で風がある時は、使いようが無いです。
描写
マクロから遠景まで解像力高く安定した描写をします。
F値の暗さに応じてボケ量はそれなりですが、ボケ味は悪くないように思います。少なくともEF50mm F2.8コンパクトマクロの盛大な二線ボケのようなことは無いですね。
柔らかい物よりも固い物が得意なようには感じます。
写真はすべてRAWで撮影してLightroomで現像していますが、デフォルトでは色ノリは実にアッサリしています。掲載写真はすべて「自然な彩度」「彩度」を10〜20揚げています。また「黒」を-10〜-40にして引き締めています。
しばらくはこれ一本で
EF-M22mm F2 STMはお休みしてもらって、しばらくはこれ一本持ち歩いてみようと思います。
画角が好き。限りなく近づけるので、違う世界を見つけやすい。もちろん単焦点なので潔い。
心配なのはバッグの中や持ち歩いている時に伽粒が落ちたり、レンズをどこかにぶつけたりしないかです。うーん、フィルター悩みます。
一日、コンバースのハイバスで歩き回ったら足が痛くなりました。幅が狭いしクッションが薄いし(^_^;
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この記事は2017/06/04に公開され、43 views読まれました。