RF35mm F1.8 MACRO IS STMファーストレビュー。標準・準広角マクロはやっぱり最高。
2018年11月15日
例によってノジマ電機が発売日朝に届けてくれました、RF35mm F1.8 MACRO IS STM。待望の標準・準広角ハーフマクロ単焦点レンズです。
RF24-105mm F4L IS USMはそこそこ明るく解像度高く、たいへん便利な素晴らしいズームですが、なにせ重い。いや軽いんですよ!EFに比べれば。しかし毎日持ち歩くには過剰なスペックで。だから待ってたんですよ、このレンズ。
発売日も当初は「12月」と言われていたのに、前倒しの11月15日。これだけ前倒されるのは珍しいですね。記憶にないです。
さて、サイズ感。
キヤノンAE-1プログラム+NewFD50mm F1.4 S.S.C.と並べてみました。おおっ、意外とデカい!ミラーレスと言ってもα7に比べるとガッチリしていますね。EOS Mと完全にシリーズを分けてしまったのは正解に思います。ガッチリしてるけど高性能だよ、と。
17cmまで寄れるマクロです。しかもF1.8。ある意味「ボケ・マスター」ですね。
これだけボケると「ボケ味」も分かりませんね(^_^;
特に二線ボケの傾向は見られず、穏やかなボケ方です。
うるさくなりがちなシーンですが、きれいに縁が溶けています。
地面に対して斜め・開放で、非常にゆるやかにボケています。
開放で撮影。等倍拡大するとピント面の前後はほんわかとボケています。
F8まで絞りました。見事に周辺光量落ちが解消しています。でも私は解放の周辺光量落ちは好きだなあ。
F1.8開放もF8も、どちらも解像感の高さに驚かされます。
また、EVFを覗いていて思うのは「手振れ補正すげーーーー!!!」ということ。支えが入っているかのように微動だにしません。RF50mm F1.5 USMもIS付けば良かったのに。ああ、するとサイズも価格もアップしちゃうか?
こちらも開放ですが、コントラストがハッキリしています。ヤシコンPlannarとかだと、★がグレーになったりするんですよね。ちなみにまだフードは入手していないので、どれもノーフードです。
アヤの右目に「瞳AF」で合焦しています。睫毛までしっかりと解像・コントラストもしっかりしているのに、唇はボケています。あえて明暗差の強いところで撮影しましたが、破綻しませんね。
色ノリは全体にアッサリしています。クドくないので、現像で調整しやすそうです。
ミンミンの炒飯で申し訳ないですが、このレンズの真骨頂はこういったテーブルフォトでしょう。料理撮りの人には最適なレンズだと思います。ちょうど座った位置から撮りやすい画角なんですよね。
ふだんはRF35mm F1.8 MACRO IS STM、ライブ等の撮影では24-105mmズームという使い分けになりそうです。付けっぱ決定だなあ。
この記事は2018/11/15に公開され、261 views読まれました。