EF50mm F2.5コンパクトマクロリニューアルの噂。
2016年05月03日
フルサイズ用万能レンズとして期待大
http://www.canonrumors.com/new-50mm-compact-macro-on-the-way-cr1/
このレンズも何年も前からリニューアルが噂されていますね。そして、すでにカタログからは消えています。
35〜50mmのマクロレンズは、私の好みにドンピシャです。お散歩レンズとしてこれほど重宝する物はありません。
マクロレンズというのはただ単に「寄れる」「最短撮影距離が短い」というだけでなく、本来の用途(?)である「複写」のために歪曲はじめ各種収差が徹底的に押さえ込まれ、解像度が高く、そのかわりに暗いという。特に「平面性」が高いのが特徴ですね。
近距離ばかりでなく、中〜遠距離だってちゃんと使えます。
本格的な「マクロ使い」の方々はちょっと望遠系を好むようですが、「なんでも撮れて便利〜」と喜ぶ私のような者には50mmがぴったりです。
ところでこのレンズ、AFモーターは「ジーコジーコ」とうるさいし、マクロレンズのくせにマニュアルフォーカスリングは狭すぎて実用にならない上にアソビが大きいし、造りは安っぽいし!とにかく所有欲を満たしてくれません。
なにより1987年発売と、EOS黎明期からの最古参(もう廃番だけど)です。
今となっては高解像度・高コントラストとも言いがたいし、なによりボケが汚い!一言で言うと「ザワつく」ボケです。
ハーフマクロであることもマクロマニアに言わせると減点ポイントのようですが、私はそれほど気にならず。等倍まで寄ると三脚を使ったり、とにかく気軽に持ち出す気にならなくなっちゃいますから。
シグマもツァイスも
シグマの50mm F2.8マクロも、カタログから消えています。
ツァイス(コシナ)がMilvusとしてリニューアルしたMakro-Planar 2/50はレンズは小さいのに、異様に大きな筐体で気が滅入ります。描写は素晴らしいのですがね。価格もかなり高くなってしまったのに光学系は同一とのことなので、これなら旧型(クラシックラインと呼ぶそうです)の方が魅力的だなあ。
ということで、キヤノンの新型EF50mmマクロに望むこと。
- ハーフマクロでOK。エクステンションチューブで等倍を超えて2倍ぐらいまで!?ワークディスタンスがとれないか?
- できればF2。ポートレートにも使いやすくなります。
- フード替わりに筐体が長くレンズが奥まっていたのですが、その部分はスッパリ切って短く。
- 最新の光学設計で高解像度・高コントラストで。
- マニュアルフォーカスリングの幅を広く、操作のダイレクト感を重視。
- USM。STMはどうしてもマニュアルフォーカスのアソビが大きいので。
- 絞り羽根は7枚以上の円形絞りで。
- 価格は10万円以内。現行品(もう廃番だけど)の倍ぐらいでもOK。他社(実質、ツァイスのみ)と比べればそれでも安い。
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この記事は2016/05/03に公開され、191 views読まれました。